施設に入居当日のお昼ご飯は少し食べました。
しかし、それ以降殆ど食べなくなってしまったのです。
施設の方々も困り果て、結局点滴が始まりました。
血管もあまり刺すところが段々無くなり、最終的には、足から行っていました。巡回の医師からは、栄養三倍ある点滴ができるが、それには家族の同意がいる。そう言われるとリスクがあることだろうと推測しました。
何とか食べてもらおうと、嚥下機能がよくないためにとろみがずっとついていますが、そのとろみのつかない、大根の煮物や卵焼きも叔母が用意してくれました。
すると、お米は食べてくれませんでしたが、おかずは結構食べました。その前後の日に持って行ったおやつも実はパクパク食べてくれました。好きなコーラもとろみなしで。
その努力があってか、最近少しずつ食べてくれると施設からお話しがありました。結果的に点滴も外れるまでになりました。
栄養三倍の点滴は、お断りしていたのですが、何故なら、カテーテルを心臓近くの血管につなぐ、中心静脈点滴だったのです。そうなったら、母は寝たきりになってしまう、そう思い提案をお断りしていました。
踏み切らなくてよかった!そう思いました。
でも、水分はあまり取らず排泄が今一つだそうです。腎臓機能も弱っているので、透析ともなったら、また大変なので、それも工夫しなければなりませんが、施設は嚥下による事故回避のため、とろみを外してはくれません。
何とか水分補給をしてもらいたいのですが。