第5回隠岐の島ウルトラマラソン2010 完走記(1)
今年の「隠岐の島ウルトラマラソン」も終わってしまった。
一年間、この一日のためにずっと走りとおしてきたが、ここで完全燃焼できたのか?というと、まだまだ・・・。
こんな自分でさえも、オリンピックの選手同様に一瞬のために長い時間準備を積み重ねてくるのだが、その一瞬はあっという間に過ぎてしまう儚いものだ。
今年も、この大会のために30kmのロング走を中心に走ってきたが、当然年齢もあがり体力も衰えてくる。
しかしながら、避けていたインターバルトレーニングの成果もあり、ようやくフルで3時間30分を切ることもでき、多少の進歩は見られた。
ただ、やはり難しいのは、「ピーキング」であり、体調管理である。
何度か、体調を悪くして参加できない大会もあったが、このウルトラだけは移動費も宿泊費も高いし、なんとしても参加しないと一年が無駄に感じてしまう。
そういうこともあって、慎重に慎重を重ね準備をしてきたつもりであったが、大会10日前の水曜日に、風邪による発熱。
けっこう焦った。
すぐに練習は控えクリニックに行き、喉の痛みを押さえる薬に加え、抗生物質も処方してもらった。
おかげで、2日ほどでいったん治ったかに見えたが、その後咳が止まらない。
声を出そうとすると咳き込んでしまう。その結果大会直前6日前の月曜日に、再度の発熱。
ちょうど、日本対カメルーン戦の真っ最中、ベッドにもぐりこんで汗をかいていた。
そして翌日、再度病院に行き、咳止めと抗生物質そして胃の薬と痛み止めを処方してもらい、徹底的に直すようしっかり薬を飲んだ。
その結果、なんとか木曜日には間に合った。
2回目の発熱の月曜日からアルコールは一切とらず、ご飯をたくさんたべるよう努力したものの食欲もなくきつかった。
何よりも、大会直前まで頭痛がとれず悩んだ。(薬を飲むと治るのだが)
それでもなんとか大会には絶対参加する。
スタートラインだけには絶対立つ。という気持ちで体調回復に専念した。
仕事休みで走らない日はほとんどないというのに、大会直前の水曜日。仕事が休みだというのに、大会の準備に専念し買い物くらいにして体調を戻すようにした。
はじめて10日くらい走らない期間がひらいてしまった。
しかし、おかげでなんとか咳も止まり金曜日までにほぼ9割方もどった。
のこり1割は頭痛。これさえ取れれば・・・・と思いつつ、大会の準備をして土曜日を迎える。
19日の朝、まだ多少頭痛はあるものの比較的ラクになり頭痛薬ものまず出かけた。
自宅から妻と二人で、羽田へ。
羽田で手続きをして伊丹空港へ。伊丹で隠岐行きの飛行機に乗り換えるところで・・・・「飛行機の到着が遅れています」・・・とのこと。
そして、「隠岐に向かいますが、霧のために着陸できない場合は伊丹空港に引き返します」というアナウンス。
かんべんしてくれよ。伊丹に引き返されてもそこからどうやって今度は隠岐に向かえばいいの?と、いったん携帯でルートを確認するが
うまくいって9時くらいに到着するくらい。ヘタすると19日中に到着しないかも?ということでけっこう焦る。
ようやく飛行機が到着し乗り込む。
機内のアナウンスでも、リスクのアナウンス。
「やばいな~」と思いつつも約50分ほどで、隠岐の島が見える。
けっこうお天気がよい!ということでちゃんと着陸できた。よかった。
荷物をピックアップし、迎えのバスに乗り込む。そして受付会場。
それからホテルと順調に事が進む。
ホテルで早速ウエアの準備などをして、雨も想定して荷物も準備。
応援バスで同行してくれる妻にも荷物を少しもってもらって万一大雨のときはポンチョなどでも走る予定で準備する。
前夜祭に向かい、ここで、一週間ぶりのアルコール。
けっこうクラクラしたので、早めにホテルにもどり夕食。
そして風邪薬を飲むと、とても眠くなってきた。そこで、風呂に入り、すぐ寝る体制。
妻は日本対オランダ戦を観戦中。でも自分は、またもや、ライブで日本戦を見ることなくベッドで寝る。
この際、すべてをスタートラインに!
そういう気持ちでけっこうすぐに眠れた。
この前日の早寝はけっこう効いて、2時50分に爽快な気分で起きれた。
朝3時の朝食を無理やり食べ、ウエアに着替えスタートラインに立つ。
よかった、とりあえずスタートラインに立てた!
(つづく・・・)
ふとももの痛みを感じながら・・・
6月20日の「第5回隠岐の島ウルトラマラソン」を終えて、今シーズンのレースはひとまず終了となる。
今まで、フルマラソンを始めて走ったときも、初めてのウルトラマラソンのときも、こんなに痛くならなかったのに、今回太腿が相当痛い。
何度もアップダウンのあるこのコースで特にダウン時にタイムを稼ごうとけっこう走ったせいだと思う。後半においてもダウンヒルでは5分程度で降りていたので、かなり太腿に負担があったのだろう。
これから、何回かにわけて完走記も書いておこうとは思うが、今日に至って、今回のレース参加についての満足度としてはどうか?というと、直前の体調不良もあり、また天候も激しく変化するなか、確かにキツいレースではあったものの、やはり、「隠岐の島」の大会は、素晴らしい感動一杯の大会であった。
今日、午後の飛行機までに時間があるので、3時間程度の観光として案内に出ていた「壇鏡の滝」というのを見に行ったのだが、マイナスイオンたっぷりの自然の中に、神秘的な滝がふたつ。そして、滝の裏側から水が落ちるシーンを見てとても感動した。
自然がたっぷりの自然に囲まれた自然だらけのこの「隠岐の島」は、素晴らしいところであった。
何度きても感動する。
そして、その滝まで、タクシーで行くあいだに、自分が前日走ったルートを逆走したわけだが、不思議と「また走りたい」と感じた。
また来年も必ずここを走らねばならないと感じた。
この太ももの痛みをいつまでも忘れずにチャレンジを続けて生きたいと思う。








