沿道の応援は毎回俺を後押ししてくれる。
「テレビで見たよ〜!!」
「最後尾からここまであがってきたか!!」
ちばてれび良い仕事してくれるわ。今回は特にテレビ見たよの応援が多かったような気がする。そしていつものように学校挙げての応援には全てきっちりハイタッチで応えていくデビルマン。
そんな中、救急車がコース上に入ってくる…。
どうやら倒れた人がいるようだ。こんな時は自分の無力さ加減を実感するしかない、なにも出来ないのだ。でも無事を祈りながら先へ進む。大会の平和を守ると言いつつも自分の無力さ加減を再確認するデビルマン。
それでも行くしかないのだ。
やがて…
バイパスを登り、キヨ妻さん含めおっTメンバーの応援を受ける。すっかりおっT軍団の中に入ってしまっているデビルマンだが、基本的にレース中は独りだ。独りで走り、多くの人を阿鼻叫喚に巻き込み、そして静かに帰っていく…。この繰り返しで今まで来たのだ、いまさらどうのこうのと言うことはない。
やがて、千葉のおもてなし特産エイドへと近づいてきた…。
<続く>