何度も何度も立ち止まり振り返りながらゆっくりと進むデビルマン。かなりの直線道路なのに、曇ってしまったデビルアイでは後方のランナーを捉えることは出来なかった。
仕方がないので次のエイドWAO!和田浦で休みながら待つという作戦に出てみた!
「どうも〜。最後尾と書いてありますがどうやらまだ後ろがいるみたいなんでここで待たせてもらいます。」
椅子に腰掛け、ゼリー全種類をご堪能。一般の方々と記念写真を撮ったりして和んでいたのは内緒で…。
「このコースは勝浦から館山の灯台でしょ。まあまあだね〜」
「いやいや、勝浦から一度御宿行って、折り返して清澄寺登って降りてから館山ですよ。」
「え?清澄寺って車で登っても大変なのに…。」
どうやら75キロのコースだけで判断されてる方がいらっしゃったので、100のコースを力説してみたデビルマン、そうこうしているうちに本当に最後尾のランナーさんがやってきた。
「待ってましたよ〜。さあ行きましょう」
「いや、ここでリタイヤします…」
なんだろう、この結婚した相手に先立たれて再婚した相手にもまた先立たれてしまうような寂しさは…。出会いと別れ繰り返して最後尾ランナーは育っていくのね…。
あ、ちなみにデビルの奥さんは至って元気で丈夫ですが、何か?
こうして再び前を追いかける羽目に陥ったデビルマン、またしても千葉に強固なネットワークを持つあの男の偉大なる力が発揮される…。
「デビル待ってたよ!」
おっさん繋がり&高校のパイセン、バービーもといハービーさん颯爽と自家用車で登場!!
自家用車…
《続く》