お買い物を終えて、買い物袋を下げながらラスト一周をのんびりと、制限時間いっぱいを使ってゴールへ。
提供:イケノスケ師匠
「さあ!飲むぞ!!」
ところが、先にゴールしていた光の国の住人達や、その他諸々の人々は既に打ち上げをほぼ終えて、デビルがさっぱりした頃には誰も居ない状態に…
「そして誰もいなくなったか…」
仕方がない、駅の近くのベンチで一人寂しく打ち上げだな…
今日一日お世話になったマイカップ、そしてまた明日もお世話になるマイカップで独り乾杯…
「今日走られたのですか?」
「ええ、どうしてわかってのです?」
「カップに番号が貼ってあるから…明日も走るんですか?」
「ええ、まあ…」
この世の人とはちょっと思えない不思議な感じの女性に声をかけられたデビルマンの仮の姿の人、ふと傾いた日差しの中に消えていく女性の姿はデーモンなのか、果たして…。
こうして寂しすぎて死んでしまいそうな初日を終えたデビルマンは帰路についたのでありました…。
明日はどうなるのか?
鳩だけがお友達なのでありました…。
《続く》