市内の小中学校は登校日になっていて、生徒は皆応援に駆り出されているのだろう。
おそらく小学生以下の保育園やらも、児童が沢山並んでいる。
当然ながら一般の応援も沢山出ているので老若男女皆から声援を貰える。
流石は千葉が維新をかけて開催しているだけの事はある。ならば、このデビルもそれに応えねばならぬだろう!
コースの端をキープしながら、全ての人とハイタッチをかますのだ!当然ながら進路上にはデビルより遅く、進路を塞ぐランナーがいるが、そんなものはお構いなし!
あれは誰だ?誰だ?誰だ?
この日特別に装備したデビルスピーカーから水木兄貴が歌うデビルマンの歌を大音量で流しながら進んでいけばモーゼの十戒の如く進路が開けていくのだ!
右に人が途切れれば左へ、そうかと思うとまた逆の端へ。
右折左折では大外を回り、しっかりとハイタッチ強要。ヤリタイ放題しながら進んでいくが、当然のことながらタイムのロスは大きい。
それでもなんとか第一関門をクリアすると、この日の最大の売りであるアクアラインに近付いてきた…。

ここから先を自分の脚で行けるなんて最高の贅沢だな…。

今日はETCカードも必要ない。ランナー達の貸し切りなのだから。
闘いの舞台は遂にアクアライン上に突入していくのでありました。
《続く》