ああ、雁坂峠越え秩父往還142+1.7 その6 | ランニング・デビルマン

ランニング・デビルマン

走るデビルマンの平和を守る闘いの記録を綴ったブログ。家庭平和を守る為に、大会参加は少なくなってきましたが…。
大会で見かけたら声をかけてください。

「あの~一緒に写真撮ってもらって良いですか?」

「どうぞどうぞ。雁坂峠でデビルマンに逢えるのは一年に一回だけですから~!」

一般登山客の少し熟した山ガールの方々と日本三大峠で記念撮影。zoffy兄さんカメラマンやってもらって申し訳ありませんでした…。

「急いでいるところすいませんでした、頑張って下さい!」



こうしてCP2 雁坂小屋 42.0km 12時23分に到着。完走想定タイムが12時25分なのでここまではほぼ予定通りに来ている。


今年は雁坂の魔女『カメリア』さんがお休みのため、代打さかこさんがチャイナドレスでお出迎え。やっぱりチャイナドレスは女性が着るものだな…。と改めて実感。

「ガッチャごんがなんか真っ白になってたよ。」
「え、あいつ元々白いじゃん」
「いや、なんか真っ白に燃え尽きてた。」

どうやら嫁が趣味のあの人も苦戦しているようだ。デビルとはレベルが全く違いますが…。


今年は荷揚げを兼ねた大会が中止だったこともあり、ここでの補給は出来るだけ少な目に済ます。それでもおにぎりやらお粥やらフルーツやらが並んでいて、SAJの大会にかける底力を思い知らされる。本当に開催出来た事に、参加出来た事に感謝をしなくてはいけない。


「ありがとうございました。行きます!」
「今年は川越まで自分の脚で帰って来て」
「ラジャー!!」


意気揚々と出発するデビルマン、最初のうちはアップダウンを繰り返す山道なのでそれなりのスピードでは進めていたものの、後半以降は急峻な下りを行かなくてはならない。

途中、ふかふかで気持ちの良いシングルトラックもあったものの、それは一瞬だけ。


トレイルを得意とする人は良いかもしれないが、トレイルを全く知らない(ほぼ雁坂しか知らない)デビルにとってはこれ以上の難敵はいない。後ろについてくれているzoffy兄さんとかなりゆっくり下っていく。この区間で一体何人に拔かれただろう?


毎年恒例で足の親指の爪は下り坂デーモンに全部もっていかれた…。



【※閲覧注意 後日撮影】



《続く》