まだ薄暗い時間から既に大会の準備はスタートしていた。SAJの人達が手慣れた段取りで大会本部を設置していくと、スタッフのみなさんも徐々に集まって来る…。
デビルも給水用の水をポリタンクに入れて、いそいそとお手伝い。
「デビルは今日は特別審査員ね!」
仮装賞の審査を行う審査員と言う重要任務を負い、デビルはサンタクロースとして所沢航空公園に降臨する…。今年一年の感謝を込めて、初のスタッフ任務任務を遂行して行くのだ…。
やがて…
おかしなおかしな連中がわらわらとこの地に集結してくるではないか!
ガッチャごん、ハッタマン、仮面ライダーzoffyのお馴染みの面々はもちろんのこと、タイガーや009、赤影やザク、裸足の女子高生に蛇を巻いた女番長など。どう考えてもマラソンを走る格好ではないよね、それ。
普通の格好をしているデビルマンからすれば、皆一般人じゃないしな…。
こんなおかしな人達を相手に夕方までスタッフをやるのも大変だな~と改めて思うデビルマン、デビルマンレディまで送り込んでいたりして。
ぎあす姉さんが歯ぎしりして残念がっていたとのことですが、このデビルマンレディがまた可愛いのよね。面は同じなのに、身体が小型化していて、下はスカートにブーツってあり得ないよね~。
というわけで、特別審査員としてアップがわりのエアロビをこなし、スタート地点脇のヒーローズポジションに陣取るデビルマン達。何か人数がすげー増えてんですけど。
こうして長い一日の本番が始まったのでありました…。
《続く》
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