雁坂峠越え143キロ 第8CPまで | ランニング・デビルマン

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走るデビルマンの平和を守る闘いの記録を綴ったブログ。家庭平和を守る為に、大会参加は少なくなってきましたが…。
大会で見かけたら声をかけてください。

女将さんが切り盛りするCP7。真夜中にも関わらず盛況だ。デビルが休憩している間に後続が追い付いてきた…。


(まだまだ、諦めていない人が沢山いる…。)


たとえ準完走だとしても川越に辿り着かなくては…。待っている人がいるのだ。こんなデビルを待ってくれている人が…。
ここでデビルが所属するランニングクラブ『TBRC』のウルトラマンに遭遇する。まだ元気に走れるようだ。流石は永久ゼッケンを持っているだけはある。

しばしの休憩のあと、女将さんの手形を背中に付けて降り出した雨の中を出発するデビル&zoffy兄さん。事故なく進む。これが一番大切なのだ。


しばらく行くと、先行していたウルトラマンが自販機脇でうずくまっているのが見える。
やはりこの時間帯はきついのだろうか。デビルたちも自販機で飲み物を買い、言葉を交わすと先にスタートした。

「必ず追い付いてきて!!」


今この時間に闘い続ける戦士たちはどれだけいるのだろう?激しくなってきた雨に打たれ、疲労もピークを迎えている。それでも歩を進める以外にデビルの道はない。びしょ濡れになりながら、水溜りに脚をとられながらの闘いは苦闘を極めた…。

すると、前方にエイドらしきものが見えた!


「まだCP8には早いですよね?」


小江戸・大江戸の私設エイドだ!立派なテントが張られている中には、ビニールにくるまって眼を閉じて椅子に座っているランナーが何人も…。まるで野戦病院さながらの光景にデビルは改めて思う


(これは闘いだ…)


泡の出る飲み物をzoffy兄さんと分け合い、再び戦場へ。死線を乗り越えて川越まで辿り着けるのかは判らないが、今度は川沿いの道を走りながら何度も何度も鉄道の陸橋をくぐる。同じような景色の繰り返しデーモンの攻撃は強力だ。
心折れそうになりながらも進み、何とかサンクスにピットイン!


コンビニにたむろする地元の若者と記念撮影。


「久保の交差点まで歩いて何分くらいかかるかな?」
「30分くらいだと思いますよ」
「ありがとう」
「頑張ってください!」


ところがイケドモイケドモCPが出てこない…。騙すつもりはなかったと思うが、自分の脚でほとんど歩いたこともない若者に聞いた方が悪かったのだろう。そのおかげか途中の木の枝にデビルウィングを引っ掛けて破損の危機が…。

それでもうっすら明るくなり始めた空を見ながらCP8 高麗 124.6キロ地点に28時56分に到着。しーちゃんさんが眠気覚ましの缶コーヒーを持って迎えてくれていた…。



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