雁坂峠越え143キロ 第1CPまで | ランニング・デビルマン

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走るデビルマンの平和を守る闘いの記録を綴ったブログ。家庭平和を守る為に、大会参加は少なくなってきましたが…。
大会で見かけたら声をかけてください。

スタートからしばらくは白いエロ貴公子を追う。

最後尾スタートなのでちょっとは前に出ておかないと「デビルマンって結局走ってたの?」なんて言われかねないので本当に最初だけ真面目に走ってみた。

白い弾丸エロ貴公子と獲物『うっちー』の二人と一般デビルでは走力の違いは歴然だ。ほんの少しでデビルは後方に退くことを決意した。


「川越で会おう!」


そう誓うとデビルはペースを落とし、ゆるゆると進む。

すぐにウルトラの長兄zoffy兄さんが追いついてきた。とりあえず第1CPの広瀬湖までは一緒に行こうと言う事になり、そうと決まれば早々のコンビニガリガリタイム突入。
去年ほどではないにせよ、暑さはなかなか厳しい。第1CPまでのコンビニをほぼ制覇する勢いで進む。


「いらっしゃいませ~!…???」

店員さんは一瞬怯んだかのようにみえるが、極めて冷静な対応を取っていた。おそらく接客マニュアルには


デビルマンが店内に侵入してきた時には極めて冷静に対応すること


という規則があるのかもしれない。通報されない事が判ればしめたもの。PASMOフル活用で進んで行く。
いくつ目のコンビニだろう?ファミマでガンダム缶のコーラを飲んでいると


「これは何の大会なんですか?」
「ああ、甲府から川越まで走る大会なんですよ。」
「ええ!川越!どこまで行くんでしたっけ?」
「川越まで」
「ええ、川越!」


川越という単語が耳には簡単に入らないらしい。普通の人では考えつかないような大会に一般デビルは出てしまったようだ。普通の人は恐らく同日開催の「巨峰の丘マラソン」とかに出るのだろう。
巨峰の会場に向かう自動車がデビル達の脇を通り過ぎてゆく。車の中から手を振る人に笑顔で応え~るデビルマン。あっちにしとけば良かったかな…。


ゆるゆると登る道を進んでいくと、葡萄やら桃やらを売っている直売所が目に付く。折角山梨組んだりまで来ているのだから何か食べたいが、単位がキロ売りばかりなので諦めて進む。
これもいくつ目の直売所だろうか


『冷やし桃あります 100円から』


何?これは食べなくちゃならぬ。速攻で財布から100円出して握り締めると

「冷やし桃下さい!」

小ぶりの桃を出していただき、かぶりつく。「うんめ~!!」これ程美味い桃はかつてない。皮ごと桃を喰らうデビルマン。これで山梨まで来た甲斐があったってもんだ…。




こうして、長い長い第1CPまでの道のりを堪能したデビルマン。CP1広瀬湖畔 33.3km到着時刻は10時18分。手打ち蕎麦を堪能し10分の休憩で次のCP2を目指して出発した…。

$ランニング・デビルマン-image
(いけのすけスポーツ)


《続く》



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