最後の聖戦 奥武蔵ウルトラマラソン その5 | ランニング・デビルマン

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走るデビルマンの平和を守る闘いの記録を綴ったブログ。家庭平和を守る為に、大会参加は少なくなってきましたが…。
大会で見かけたら声をかけてください。

フルの距離を越えたのはスタートから六時間経過後。
ここからがオクムの本当の恐ろしさが体感出来るのだよ…。緩やかなアップダウンを経て遂に折り返し地点まで辿り着いた…。


さあ!魅惑のグラマラスビキニギャルは何処だ?








D:「あ~た、なにやってんの?」
DO:「あ、デビル、お疲れ~」


なんとそこにはデビルの後輩『どらら』さんが…。
確かにスペシャルなビキニギャルですが、身内みたいなもんだし…。

D:「んじゃ、またね~」

複雑な思いを胸に、今度は顔振峠の黒ビキニギャルを再び目指して復路を行くぞ!気合い入れ直して今度はすれ違うランナーに声をかける。


「ナイスファイト!折り返しまでもう少し!」
「おお!デビルすげえなあ」



暫く行くと前方にトボトボ走るランナーさんに追いつく。

M:「あ、デビルマン、僕は姫の知り合いで…。」

見たことある顔だ!確かかなりの走力の持ち主のはず。

D:「どうしたの?こんなところにいるような人じゃないでしょ?」
M:「実は大会前にちょっと肋骨をやっちゃいまして…。」

D:「駄目だよ。そんな状態でウルトラはしっちゃ。棄権するって選択肢もあるんだから」

つい数時間前に学習したデビルなのである。

M:「いや、姫と共に変態BIG3っていわれてて、三人揃い踏みで走りたかったんですよ…。」


流石に姫は変態大将だ。肋骨やっちゃった人が思わず参加しちゃうとは。一般人デビルには全く判らない世界の話だなあ…。

次のエイドでリタイアすると言われデビルは先を急ぐ。制限時間が段々気になりだしてくるのもこの頃だ。
下り基調の復路は奥武蔵デーモンの最も恐ろしい攻撃、この攻撃はデビルの脚を着実に蝕み始めていた…。

《続く》


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