「俺は走る。」チャレンジ富士五湖112キロ その1 | ランニング・デビルマン

ランニング・デビルマン

走るデビルマンの平和を守る闘いの記録を綴ったブログ。家庭平和を守る為に、大会参加は少なくなってきましたが…。
大会で見かけたら声をかけてください。

「こんにちは。よろしくお願いします!」
「あ、よろしくお願いします。」

この日の宿泊先に着くと相部屋の人は既に先に部屋に入っていて、ゼッケンを付けたり明日の準備に突入中。デビルもいそいそと明日の準備に取りかかる。

「あのぉ、私こんな格好で走るんですけど、よろしくお願いしますね…。」
「あ、デビルマン…。そんな人と相部屋とは…。」

一瞬の驚きはあったものの、その後は特にそれについての大きな突っ込み等はなく、デビルもウィングの調整やゼッケン付けを行う。良かったよ相部屋の人に白い目で見られなくて。


そう思うのも束の間、やたらと大きな部屋が二人の筈はなく、


6人部屋

であることにデビルは驚愕する。残り4人。果たしてデビルは上手くカミングアウトする事が出来るのだろうか…。
とりあえず、明るいうちからお風呂に行き、ゆったりと温泉で疲れをとり、いったん部屋に戻るとまだ残りの方とは会えずに、今度は早めの夕食をとりに近くの食堂へ。
帰ってきてまたお風呂に行き…なんて事をしているうちに部屋の人はみんな揃いましたが、結局カミングアウトする事もなく8時半には就寝。やはり、相部屋というのはどこかぎこちないのか、あまり会話も弾まず、雰囲気的にはちょっと沈滞ムード。まあ明日は早いし、酒盛りやる雰囲気じゃありませんしね…。



そして2時に起床し、朝ご飯を食べ、いざ出陣の準備。


「あのお、すいません、私実はこんな格好で走るんで…」

と素早くデビルに変身すると

「え?」
「デビルマン?」
「こりゃあ、すぐに判るな!!」
「これこそまさしくウルトラや!」


今までなんとなくぎこちなかった部屋の雰囲気が一気に和やかに。良かった、部屋の皆さんが和んでくれるだけでデビルご満悦…。

こうして、当然のごとく部屋からデビルマンで出陣したデビルマン。
バスを待つホテルのフロントでは当然のごとく


放置プレー


だったものの、偶然にも一緒の宿だったツイッターでお世話になっている『TBRC』の皆さんともご挨拶できていざ決戦の場へ。


午前3時、この戦闘モードから戻れるのはおそらく16時間後、長くて辛い戦いがもうすぐ始まろうとしていた…。


《続く》



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