単に外すのが面倒だったからでは決してない…。トンネルに入れば点いてるんだか点いてないんだか判らないようなことは決してあるまい!!見よ、電飾の威力を!!
「なんかトンネルの灯りがオレンジで明るいからよく判んない…」
トナカイハッタマンがそう呟く。
ちっ!!この僅かな一瞬の煌めきの為に頑張ってきたのに…。デビルは落胆の色を隠しきれない。それでも入り口からだいぶ入ったところでは見えるようにはなっていたようだが…。
やがて、緩やかな下り坂をすすむヒーローズご一行様。
小川の民はみんな阿鼻叫喚し、デーモン達は次々と撃破されて行く。当のデビルはVFFでも脚にダメージが残らずにある程度のスピードでも走れる事に自分自身ご満悦!!
「ありゃありゃ!?」
「あら~大変だよ~!!」
「頑張れ~」
小川の皆様から暖かい声援を受けると、D&G&Hは手を振りながら突き進む。この美しいものを守るために…。
やがて、TKJ48まで帰ってきた。
大喜びの太鼓女子48達。ヒーローズも出血大サービスで声援に応える。若い女の子が大好きなおっさん3人組にはたまらないのだよ
そして、栄光のゴール手前。
「デビル真ん中行きなよ」
地元のガッチャごん、遠くからきたハッタマンを差し置いてセンターというのも気が引けたが、ここは遠慮せずにセンターを頂く。走りでは2人には勝てないしね…。

(提供:オールスポーツ)
嗚呼、これが去年行けなかったハーフのゴールなんだね…。
小川の町を、小川の民を、太鼓女子48を守りきったデビルマン、&ガッチャごん、&ハッタマン、また来年も豚汁を食べに行くからね…と思うのであった。
(終わり)
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