そんなことを考えつつ、スタートからは暫く6分30秒/キロのスローペース。抜きたくてもご自慢のデビルウィングが邪魔だし、しばらくは流れに身を任せて進むのみ。
「あ、なんか変なのが走ってる!」
「バットマン頑張れ~」
これもかなり言われ慣れたフレーズ。河川敷のグラウンドで野球やサッカーに興じている少年達が阿鼻叫喚の声をあげている…。平和な多摩川の休日を地獄絵図に陥れるべく暗躍するデーモン一族を殲滅するためにデビルマンは走るのだ!!
「いや~後ろにぴったりつけると全く風を感じなくなるよ~」
「スリップストリームだな、これは」
気がつくと見知らぬランナーがデビルウィングを風よけに使っているではないか!
いつものデビルロックオンの反対、『逆デビルロックオン』をしかけられるデビルマン。しかしこんな事では動じない。
見よ!これが本家本元デビルロックオン!!
↓↓↓
この息づかい、間違いなく変態だ…。
今回新たに導入した『Xacti』で撮影しながら多摩川を突き進む。向かい風デーモンの攻撃と未舗装路の砂埃デーモンの攻撃は強力だが、なんせここはホームコース『俺の多摩川』(ん?どこかで聞いたことあるフレーズ)
やがて、二子新地近くの野球場があるところに近づく。
「きゃあ!デビルマン頑張れー!!」
「デビルマン格好いい!!」
そう、野球少年のお母様達がやんやの声援を送ってくれる。さすが少し人生経験豊富なお姉様達だ。ぎゃはぎゃは笑いながら手を叩い喜んでおられる。
少し予定よりは年齢が上だったが、それでも当然デビルご満悦…。
このあと、二子橋を通り抜け、舗装路の狭いサイクリングコースへと突入していく。
次回、復路の闘いに続く!!

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