周回レースなので、先頭を行くランナーには何度も抜かされる。奥宮選手という有名なかたのようだが、その走りの
軽さ
に度肝を抜かれた。追い抜きざま
「羽、抵抗ありますよね?」
と声をかけられちょっぴり嬉しいデビルマン。速い人の走りを間近に見ることが出来るのもぐるぐるの良いところ。
それにしても抵抗は羽だけではない、お腹のアンコも重いのだ…。
「前方にセーラー服発見!」
「え?どこですか?」
「アフロ女子軍団みっけ!」
「え?」
「バドガールズをロックオン!」
「どこ?」
視力2.0を誇るガッチャごんのバードアイよりもいち早く目標を的確に捉えるデビルアイ。
黄色のビニール(目)は曇ってしまって手元のガーミンすらまともに見えないのに、走るために改造したピンホールの穴からは遥か彼方のターゲットは瞬時に見つけるのだ!
ただしターゲットは女子限定…。
何度も走る富士山に手を叩きながら抜き去ったり、コース上で記念撮影したり、ガッチャごんさんとの楽しいランデブー走行は一年を締めくくるには最高のひとときだった…。
キロ5分30秒位をなんとか維持しつつ、サブよんペースで走り続けた二人のヒーローであったが、あきらかに内容が違っていることにデビルマンは気づいていた…。
やがて、30キロあたりでデビルマンはひとつの決断を下す。
次回、ついに姿を現した所沢航空公園のデーモン一族に果たしてデビルマンは?
絶対絶命編に続く…。

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