台風が近づいているから?
違います。結局出張の移動時間を使って読み切ってしまいました『風が強く吹いている』。
新幹線で文庫本を読みながら目頭を熱くしているおっさんがいたらデビルマンだと思ってください…。
まぁ、とにかく走る人が読んだらあっという間にその世界に引き込まれて夢中になって読みふけることは間違いないですね。それくらい面白かったし。
で、この本の登場人物の中に、どうしてもデビルと重ね合わせて見てしまうのが『ニコチャン先輩』だよなぁ。まぁ陸上経験者で体が大きくなって選手を諦めたというところは違うものの、どうみても長距離を走る体に適していないという点ではデビルも一緒。
いつも思うけど、いわゆるランナー体型の人と比べると体の厚みや、骨の太さは明らかに違いますしね。
ま、これはこれで、平和を守る闘いには必要な体なので良いのですが、やっぱり速く走るには向かない体だよね。でも、速くはないけど強くありたいって気持ちは痛いほどわかります。
それにしても、ただでさえ長距離にむかない体で、どう考えても走るのには適さないデビルマンの格好で走るってやっぱり変態?
でもね、やっぱり走るのが好きなんだからしょうがないじゃん!
台風が抜けたら、またパトロールに出動します。
「スローすぎであくびがでるぜ」
by ケンシロウ
そんなこと言わないで…。
ということで、この美しいものを守るために、デビルマンは両足に湿布を貼って回復を待つのでありました。