クラシックパスポート4件目のホテル、

日光金谷ホテルです。

ランチ券もいただきました。

 

到着時は雪でした。

 

やっぱり寒い。

 

 

ロビーから見るお庭も雪

 

このロビーの窓際のお席に座っていると、とても静かで。

大きな時計の時を刻む音がいつの間にか耳に響いて、ゆったりとした時間を感じることができます。


お昼前で時間があるので、館内を見て回ることにしました。

 

彫刻の多いホテルで、回転扉の上もすごい彫刻です。

 

眠り猫も。

 

館内ツアーで説明がありましたが、日光東照宮の彫刻を見て、こちらのホテルでさらに彫刻を見て、お土産に彫刻を購入するというのが昔の流れだったそうです。

 

ロビーは吹き抜けになっています。

奈良ホテルのちっちゃい版、というイメージです。

 

フロント

 

フロントの裏にある2階に上がる階段。

上2段ぐらいが斜めっていて、降りるときにちょっと怖いです。

 

上がると大きな鏡がありました。

ダイニングの前には待合室。

手すりの下はフロントです。

 

奈良ホテルもそうでしたが、暖炉の上には鳥居。

館内ツアーで暖炉の蓋は戻しておけば開け閉め自由とおっしゃっていました。

 

ダイニング正面。

階段の手すりに、奈良の平城京跡の建物で見たような大きな飾りがありました。

 

館内ツアーは、この日、16時と17時から。

ダイニングで写真を撮っていると、ホテルの方が「お撮りしましょうか」と声をかけてくださいました。

その方によると、17時がおすすめ。名物案内人の方が説明しますとのことでした。

では17時にします。

 

みはしでランチ & 雪の神橋観光の後、チェックインにはまだ時間があったので、ダイニングでお茶をしました。

暖炉の上にも、歴史ある彫刻。

 

柱の上にも彫刻。

 

サンルームのお席は座れず、中のお席でいただきました。

 

チェックインの後、お部屋でのんびりすることにしました。

 

昔ながらの鍵を開けるのがどうも慣れませんでした。

朝はお掃除の方が声をかけてくださり、ちゃっと開けてくださいました。

 

金谷ホテルの手ぬぐい

 

角部屋でした。

右の障子を開けると、古い建物が見えるので、開けてはいけない(笑)障子でした。

 

16時半過ぎには晴れてきました。

 

部屋着は浴衣です。

かなり年季の入った浴衣でした。

 

立派なレトロな鏡台に浴衣がしまわれています。

 

コーヒーとお茶が用意されています。

 

下の冷蔵庫は高さ調整のため、下に台が置かれていました。

 

コーヒーお茶

 

館内ツアーの集合場所は先ほどのロビー。

 

17時に伺うと、

予定が変わったのか16時と同じ人で(笑)、

16時からのほうが開店していないのでバーの中も見学できたそうです、残念アセアセ

 

館内ツアーの様子。

 

食堂と看板のかかっているお部屋も見せていただきました。

壁にかかっている楕円形の彫刻は十二支をモチーフにしているそうです。

 

天井がすごい。

 

しかし~館内ツアーの説明は期待したほどではありませんでした。

建物の説明などを期待していたのですが、東照宮の彫刻の数など東照宮の説明が入り、渋沢栄一さんの話などが後半の主になっていて残念でした。

 

18時からお夕食です。

先ほどのダイニングへ。

サンルームのお席かと思いきや、奥のお部屋に案内されました。

こちらも天井がはめえのようになっていて素敵です。

 

お庭を眺めながらいただきます。

 

今回はハウスワインをいただきました。

 

わからないなりにも、金谷ホテルで作っているのですか、とお聞きしたら、そうでもなかったです。

ソムリエさんはいなそうでした。

 

 

美味しくいただきました。

 

友達が別に用意してくれたお誕生日ケーキバースデーケーキ

友達が想像したより立派だったそうです。

 

しかし、なんと、お皿にばっちりと指紋が残っていました。

「day」の横あたりに。赤いチョコレートでデコレーションの下にありました。

あり得ないガーンです。

でもここから、あり得ない~と思うことが続くのでした。

 

お部屋に届いたときは、デコも変わり、ふき取っていただきました。

 

お食事の後はバーに行くことにしました。

 

20人、入れるかな?という感じの広さでしたが、かなり暗くてよくわかりませんでした。

 

暖炉の前のお席で、バーテンダーさんが何か入れるとば~っと燃え上がる暖炉が新鮮でした。

 

ホテル前の木にはイルミネーションが飾られていました。

 

それから、お部屋に戻り、いろいろありましたえー

 

バスタブの栓周りが錆びていることもびっくりでしたが、座ると痛いので、なにかと思ったら、バスタブの中が所々剥げていました。

クラシックホテルでも、今までこのような設備はなかったです。

 

そして寝ようと枕をどかしたら、毛がびっくり

なんででしょうか。それも二つのベッドどちらにも、枕の下にありました。

 

悩みましたが、やっぱり気持ち悪いので、フロントに電話しました。

係の人は、使わない部屋でも確認してシーツを変えていますとおっしゃっていましたが、ならなんでと。

 

気が進みませんでしたが、とりあえず、代わりに寝るだけに使っていいと案内してくれたお部屋を見ました。蛍光灯が薄ら寒い感じのお部屋で、諸々考えて、早々にお断りし、シーツを変えていただくことにしました。

一生懸命変えてくださって、30分ぐらい、待ちました。

 

そして、朝、起きるとベッドの足元に2cmぐらいの虫が死んでいました。

どこから出てきたんだびっくりマーク

どう考えても、シーツを変えたことが原因であることは間違えなし。

 

なんだか、がっかりショボーン

 

気を取り直して朝食は、サンルームのお席に座ってみたいので、一番乗りで伺いました。

あのお席がいいなぁと思っていたお席に案内されました。

 

こちらにも彫刻がありました。

 

窓からの日差しが

気持ち良いサンルームからのメインダイニング

 

お席に座ると、どのことだか、お部屋のお詫びにと、追加料金のお品物をサービスしますと。

 

なので、スパークリングワイン、ホットケーキなどを追加させていただきました。

 

美味しくいただきました。

 

金谷ベーカリーのパンは美味しかったです。

置物も素敵でした。

 

 

食後はロビーから見えるお庭に出てみることにしました。

 

この日はよく晴れて、昨日とは全く違った景色でした。

山々がくっきりと見えて、とても気持ちが良かったです。

 

現在の1階は、掘り起こした空間なんだそうです。

すごいですね。

なので、天井が低いんだそうです。

オープン当初は現在の2階が1階だったんですね。

 

 

そうこうしているうちに、

そろそろチェックアウトのお時間です。

 

いろいろあった1泊でした。

案内が正確でなかったり、明らかにいやな顔をされたり、同じことを何度も確認されたりと、接客も今一つな日光金谷ホテルでした。

 

それでもなんだか、出発は寂しいような(笑)

 

でもまた宿泊する気にはならないだろうな。