男子5000m 予選
2組の実施ですが、おそらく女子同様、予選通過は「5着+5」だと思います。(確認できず…)
女子5000mがそうだったように、片方の組に+5が偏る可能性もあります。リオ五輪の男子5000mもそうでした。女子の廣中さんのように、自分でハイペースに持って行けなければ、運次第となってしまいます。
廣中さんや三浦くんのように、自分で先頭を引いてレースを作れれば良いのですが、それはそれで大変なことです。他の選手にいいように使われ、使い捨てにされることもあり、+5相当の10着に入れなければ元も子もありません。たまたま良いペースになり、なんとか中盤くらいに位置して頑張って10着に入る!というのが現実的な理想形ですね。
さて5000m― 市民ランナーの場合、5kmも10kmもそう変わらないだろう…みたいなところもありますが、さすがにこのレベルになると大違いです。特に近年、ますますスピード化が進み、10000mのトップランナーでも5000mには対応できない…みたいなところも出てきました。その10000m自体、ものすごくスピード化しているのですが。もはや1500mに近いような競技になってきましたね。
日本は、1組に坂東悠汰選手、2組に松枝博輝選手が出場します。ともに富士通の所属ですね。
国内ではスピードランナーと称される彼らも、持ちタイム的にも、そのスピードレベル的にもかなり厳しい闘いにはなりそうです。
日本記録が出るようなペースにはならず、揺さぶりの激しい展開になるような気がしますので、そこをなんとか切り抜けてもらいたいところです。