スポーツドクターの松田芳和先生からご献本をいただきました。
現役サブスリーランナー100人の悩みを解決 走る医師団が答える「ランニングケア」
いわゆる"ケアもの"は、医学的な見地からの一般論な解説が多いのですが、これはケーススタディ的な内容になっています。つまり、サブスリーランナー100人が抱えるケアや故障に関する悩みについて、個々のケースに対し、具体的な回答を期しているというものです。
もちろん事例というのは誰にでも当てはまるものではないのですが、トレーニング法でもランニングフォームでも、理論や一般論よりも、事例の方が多くのランナーの興味を引きやすい~ということがありますね。
そのこと自体は、指導する側やランニング雑誌等のジレンマというか、重要な課題だったりもするのですが、この本では、そこを上手にアレンジし、多くのランナーにありがちな事例をピックアップし、適切&完結なアドバイスが提供されています。
これだけですべて解決!というのではなく、最初のヒントを得る手引きのように活用すると良いかも知れません。今の今、当てはまることはなくても、いつ、どの事例に似たことがわが身に起こるか分かりませんからね。