会場の使用許可を取っていなかった~という理由で直前に開催が中止となり、大変な騒ぎになっていますね。
使用許可だけなのか、他の準備がどうなのかは定かではありませんが。
主催者は、3人で運営する任意団体だとか。もう、そこからして危ないですが、、、
「許可申請を担当したスタッフと、連絡が取れていない」って、そんな。。。3人のうち1人が脱落?逃亡?
今回のケースは
(1)ランニング大会運営を甘く見て、準備が稚拙だった
(2)新手の詐欺
のどちらかかと思いますが、今のところ(1)っぽいですね。
参加料は返金するとのことですが、果たして、、、
その参加料~500万円集めて、既に準備で100万円使った…とのことですが、これもおかしい。準備に、100万円しか使っていないの?って話です。
昨今は、台風やら大雪やらで大会が中止になっても、参加料の返金は出来ない~と明文化されている大会が増えていますが、これは、準備段階であらかた使い切っちゃうことで、返そうにも返せない…という理由があります。大会運営というのはそういうものです。
一昔前までは、大会経費は、参加費とスポンサーと自治体とで三分の一ずつ負担するというのが常識でしたが、それでもいっぱいいっぱい~つまりは、残らない・余らない・儲からない…むしろ、不足分を自治体が全部カバーする…みたいなことも当たり前にありました。
昨今は、スポンサー収入が大幅に減り、自治体も補助しなくなったので、その分、参加費が高騰しているという事情もあります。よほど覚悟するか、よほど手を抜くかしないと、迂闊に手を出せる分野ではありません。今回の事件は後者?
まあ、今回の件はともかく、今後、本格的な詐欺行為として、偽の大会を作り上げて参加費を巻き上げるような手口も出てくるでしょうね。。。
「東京・荒川マラソン」って、「東京・荒川市民マラソン」と勘違いした人もいたのでは?
何年も前のことですが、「大阪市内を走れるフルマラソン大会」ということで、おっちゃんが1人で大会を作ったことがありました。もちろん無許可で、、、
当日、スタート地点に自転車で現れたおっちゃんは、「ほな、後ろから着いてきて…」とスタート。距離表示もコース案内も何もなく、長~い隊列は、途中で右往左往…。
まったく大会・レースの体をなしておらず、おっちゃんはその場で参加者に吊し上げをくらって警察&新聞沙汰に…。
「悪気はなかった」~というのがおっちゃんの弁。