2014 ランナーズ賞 | 鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

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@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。


 今年もランナーズ賞です~。


 受賞者は4組。


 山地啓司先生は、このランニングの世界に、スポーツ科学とか運動生理学とかいう概念を持ち込んできた、とんでもないレベルの功労者です。


 ランニング学会の前身に、「中長距離走研究会」というのがあったのですが、私も20代の頃から、本当にその末席の末席に参加させていただいていていました、、、

 

 当時、既に大御所であった山地先生は、神か仏かという存在でしたが、私達若手(当時)に対し、本当にご丁寧&ご親切にご対応いただいて、、、ムチャクチャたくさんのことを教えていただきました。


 最大酸素摂取量とか、今では誰でも知っていることかと思いますが、当時、そういうのがあるんだよ!!というところから、私たちに本当に分りやすく説明してくださったものです。


 ATとか、高所トレーニングとか、心拍トレーニングとかとか、、、

 新しい概念を見つけてきては、私たちペーペーと、大真面目な議論をしてくださって~。


 私たちは学はありませんでしたが、現場の経験はそれなりのものがあったわけで、そういうことを尊重してくださったり、良い意味で面白がって話を聞いてくださいましたね。


 受賞パーティーは今年もとんでもない人混みで、なかなかご挨拶にもうかがえなかったのですが、ほろ酔い気分でフラフラしていたら、先生の方から見つけてくださって~


 たぶん10年ぶりくらいだったのですが、「アナタ(=先生の口癖)、今、何してんの?」と~。


 これこれこうで、こういうことでご飯食べてますとご報告すると、非常に喜んでくださいました。 


 


 ランニングライターの夜久弘さんは、この世界にいると、誰でもいつの間にか自然に知り合いになっているという不思議な方です。


 とにかく人当たりが良く、分け隔てをしない~。

 やはり私たちのような現場の人間の話をよく聞いてくださり、その何倍もいろいろな話(主にウルトラマラソン関係)を聞かされたものです。


 がんを患い、車いすでの登壇でしたが、「闘病とウルトラマラソンは似ている。だから頑張れる」という、お言葉に、本当に涙が出そうになりました。


 夜久さん、必ず復活してくださいね!!



  受賞者ではありませんが、ゲストの野尻あずさ選手とちょっとお話しできたのも収穫でした。


  ここ1年くらいでだいぶフォームが変わったので、そのことを聞いたら…ここから先は公表できません。。。