世界陸上 女子マラソン その2 | 鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

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@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。

 日本勢の活躍にケチをつけるつもりは毛頭ありませんが、それにしても、ケニア・エチオピア勢が意外と脆かった…。

 それと、日本国内の大会に出稼ぎに来ては上位を荒らしまわる地元ロシア勢はどうしたのか?


 今回の日本トリオは、スピード負けするようなところはあまりないものの、それにしてもけっこう早い段階から集団が絞られ、あっけなく日本勢入賞の機運が高まったような感じがありました。


 考えられるのは、暑さとハイペース。男子の場合、いまや高温下のハイペースは当たり前になってきていますが、女子の方はまだまだで、気温が上がればペースは遅くなり、牽制レースになります。


 その気温によって、どのくらいをハイペースというのかが違ってくるわけですが、今回は、2位に入ったイタリアのストラーネオ選手が、???と思えるくらい序盤からイケイケで、オマケに、たぶんあまりいろいろ考えていなかった中国勢がそれに積極的に着いていったことで、アフリカ勢が想定していなかった高温下のハイペースのサバイバルレースになってしまったのではないかと思います。

 この展開が、ストラーネオ選手と日本勢にはプラスに、アフリカ勢にはマイナスに作用した感があります。優勝したケニアのキプラガト選手は別格でしたけど。


 アフリカ勢は暑さに強い!という印象があるかと思いますが、地域によって暑さの種類が違いますし、昨今は、アフリカのトップ級はヨーロッパやアメリカに練習拠点を置いていることも少なくないので、昔とは状況が違います。むしろ今は、日本勢の方が暑さには強いというか、慣れているかも。地元ロシア勢も、寒さには強いのですが、、、

 

 

 ストラーネオ選手に話を戻しますが~ロンドン五輪8位で37歳の大ベテラン。正直、それほど上値が残っているとは思えないですし、本人も、「まさかメダルを取れるとは思わなかった」というくらいで、最初からあんなに積極的に押して、最後まで持つとは驚きです。


 考えられるのは、やはり暑さに異常に強いのでは?ということ。絶好のコンディションとまでは思わなかったでしょうが、自分に有利な気候だ~くらいには感じでいて、展開を有利に導こうとした可能性があります。


 そういえば、大昔、酷暑のヨーロッパ選手権の男子マラソンで、イタリア勢が1-2-3フィニッシュしたことがありましたっけ。絶好のコンディション下ではソコソコの速さでも、暑くなると異常な強さを見せる!~イタリア人というのは、そうなのか?