びわ湖毎日マラソン | 鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。


 低温・強風と、ちょっ可哀想なくらいのコンディションでしたね。。。

 

 私も現役時代に4回走っている想い出の大会ですが、暑さを警戒することはあっても、寒さを気にすることはなかったかと思います。風は、出る時は出るのですが、、、


 条件が悪くてペースが遅いというか、条件の悪さにペースメーカーが先に参っちゃって、どうにもペースを作れなくなってしまったようです。主力選手が皆、「おいおい、どーすんだよ、、、」みたいな顔をしていましたね。。。 


 そういうことで、30Km以降は、東京マラソン以上の「よ~いドン!」状態になるかと思いきや、あまりにコンディションが悪すぎて、それも出来ず~と、今シーズンの主要大会ではいちばん厳しい&難しいレースになったかと思います。



 そんな中、国内選手トップは、藤原正和選手!

 ここ数年内に走り始めたり、マラソンに興味を持った方はご存じないかもしれませんが、ちょうど10年前、このびわ湖で、初マラソンで2時間08分ソコソコの学生新記録をマークし、日本の次世代

エース!と、とんでもなくデカく期待された選手です。


 が、実業団入り後、鳴かず飛ばずで、時々、復活の兆しが見えたかと思えばまた萎んでいく…という繰り返しで、正直、今日、ここでこれだけやってくれるとは思いも寄らないことでした。


 中大出身ですので、山本亮選手とは先輩・後輩の間柄ですね。後輩に先にオリンピックに行かれちゃったのが悔しかったんだろうな。。。


 また、石川末廣選手ー 東洋大で地味に活躍していた選手ですね。

 5000mとハーフマラソンのベストタイムを出したのが、やはり10年前ですので、けっこうな遅咲きです。


 藤原選手といい、石川選手といい、今回、ホンダ勢は、遠回りしてきた選手が、いるべき場所に戻ってきた~という感じで、なんとも感慨深いです。。。



 さて、世界陸上代表選考が、面白く&難しくなってきました。


 今回の藤原選手の2時間08分51秒は、数字上は、悪くはないものの、他の選手に比べて、やや見劣りはします。


 が、とにもかくにも今回はレース条件が悪く、しかもペースメーカーが先にヘタりやがったおかげて、20~30Kmの間にかなりのタイムロスが生じています。そういうことを考慮すると、逆に、今シーズンの日本選手の中ではいちばん良いくらいかもしれません。


 すんげえ問題なのは、まだ4月海外レースが選考対象として残っている~ということです。


 世界と闘えるかどうかは別として、国内選考レースでは、堀端、川内、中本、前田、藤原~の5人で決めてもぜんぜん問題ないと思うんです。


 が!もし、海外で、誰かが2時間07分台で走ったら?

 国内選手間の順位のしがらみもなく、たまたま好条件が揃ってタイムが出た場合、その選手を選ぶのか~その場合、国内組5人のうち誰を落とすのか~。


 もし、もし、2時間07分台で2人走ったら!?


 2時間07~08分じゃあね…とはいいつつも、何年かぶりに、選考が盛り上がって来ましたね。