レースシーズンたけなわ~。
目標レースを前に、胸がドキドキ、バクバク~。追い込み練習でもないのに心拍数が上がってくる。。。 私自身はもう、何年もそういうことはありませんが(闘争心ゼロ)、そういう状態、心境の方も少なくないことでしょう。
レースに気持ちが行けば行くほど、ドキドキしてくるわけですが、この時の状態には、「緊張」「集中」「興奮」の違いがあります。
「緊張」は、肩に力が入り、気持ちは舞い上がり、落ち着きがなくなります。
「集中」は、リラックスでき、冷静な判断が出来、落ち着きがあります。
「緊張」と「集中」は、その状態自体は紙一重で、周囲はもちろん、本人もどちらか分からなくなることがありますね。
てか、本当に「集中」していると、自分が集中していると分かるのですが、本当に「緊張」すると、何がなんだかぜんぜん分からなくなるので、どっちがどうもこうもなくなってきます。
「興奮」は、「緊張」にも「集中」にも伴いますが、必要な場合とそうでない場合とがあります。格闘技や激しいボールゲーム、それにハンマー投げのようなパワー競技などは、「集中」した上で「興奮」し、アドレナリン出まくりみたいな状態で挑んだ方が力は出しやすくなるでしょう。
一方、体操やフィギアスケートなんかは、集中度はかなり求められるものの、「興奮」しちゃうと失敗しやすくなるでしょうね。」
それではマラソンは~というと、まず「緊張」してしまうと余計な力が入り、フォームも崩れればエネルギー消費も多くなり、ダメダメです。
距離表示が分からなかったとか、ウォッチを見る余裕がなかったとかいうのも、「緊張」の現れでしょう。
また、「興奮」してアドレナリンが出てくると、妙にスピードに対する余裕が出てきて、速いペースにも対応出来るようになります。が、それもどれだけ持続出来るのか、ということを考えると、ハーフマラソン以上の距離の場合はどうかな、という感じもありますね。意外とそれが後半の失速の大きな要因になっていることも少なくないのではないでしょうか。
長丁場で、基本的には常に全力を出すわけではなく、力の配分をコントロールする必要のあるマラソンの場合、いちばん必要なのは「集中」です。ペースキープに対しても、周囲の状況判断に対しても、そして、自分自身の身体と常に対話し続けるにも、常に「集中」し続けていること~。
「落ち着け、落ち着け…!」と自分に言い聞かせているうちは、まだまだ「緊張」状態だということですが、やるべきことをすべてやって、自信を持ってスタートラインに立てれば、不思議と自然に落ち着いてくるもので、そこで「集中」状態がやってきます。
やはり最後は「自信」=自分を信じることですね。自分のやってきたことを信じれば、失敗の恐怖や、練習不足に対する後悔から、不安な気持ちを持つことはありません。
気持ちのどこかに何らかの逃げ道を用意しておくとダメですよ。