レスリング五輪除外!? | 鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

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@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。

 世界的にどのくらい人気があるのか分かりませんが、180カ国で実施しているというし、なによりも歴史と伝統があるはず。。。


 いつの日か、陸上競技やマラソンがオリンピックから外されることだってあり得るのか!?



 競技スポーツというのは、勝ち残りのシステムになっていますが、オリンピック種目の多くは、その頂点にオリンピックのメダル獲得があるわけです。サッカーとかは違いますけど。


 メジャーリーグは、アメリカNo.1決定戦を「ワールドシリーズ」と称し、WBCにはあまり関心を持ちません。頂点の位置付けが違うわけですね。


 日本の大学駅伝も、なぜか全日本よりも、関東NO.1を決める箱根の方が権威があり、更にはオリンピック種目でもある5000mや10000mで学生チャンピオンになることよりも、箱根駅伝で活躍することの方が尊ばれる傾向があります。


 駅伝はもちろんオリンピック種目ではなく、その頂点に「世界」を見据える目は必要ありません。そこんところにマラソンやトラックの中長距離種目で低迷する日本のジレンマがあります。




 もし、マラソンや長距離走がオリンピック種目でなければ、駅伝選手として完結することも全然アリなわけで、てか、いまや、多くの選手がそんな感じになりつつある~そんな構造になっているところに日本の陸上やマラソンの危機があるわけでもありますね。そこんところは、400mリレーでメダルを獲得した短距離とかとはぜんぜん状況が違ってます。



 他の競技の実情は分かりませんが、オリンピック種目から外されるというのは、その構造的に大変な打撃を受けることになるはずです。

 

 1980年のモスクワ五輪を日本がボイコットした時、瀬古利彦さんを指導する故中村清先生は「オリンピックだけがマラソンではない」と言われました。


 そこらへんの誰かが言うのではなく、何年もオリンピックの金メダルだけを夢見てきた方のお言葉だっただけに、大変な重みを感じたものです。



 ちなみに瀬古さんは、当時、事実上の世界一決定戦といわれた福岡国際マラソンで勝ち、それから1ヶ月も経たないうちに箱根駅伝の花の2区で軽く区間賞を取ってしまうような選手でした。見据えていたものが違いすぎました。。。