女子10000m 決勝
スタートからいきなり日本勢がグイグイと引いていきましたが、これは良かったですね。
威勢がいいとか思い切りがいいとかでなく、良い作戦でした。
どうせ敵わないんだから、最初くらい行ってみるか~的にこういうことをやる人もいますが、今回のはきちんとした戦略です。
ケニア・エチオピア勢が別格であることは分かり切っていることで、普通はそこで、彼女たちの様子を見る~出方を探るものですが、その結果、好き勝手やられて、何の対応も出来ずにグダグダになって惨敗する~というのが1つのパターンでもあります。。。
今回良かったのは、先頭を引いたこと自体ではなく、スローペースと見るや、自分たちのペースで行く~と切り替え、3人で持っていったことです。
スローペースで行って、途中から急激な上げ下げが始まり、最後はとんでもないスパート合戦~といういつものパターンになることは十分想定でき、また、それをやられると、手も脚も出ないこともまた想定内です。。。
そんな中、女王様たちが、いつものようにスローに持ち込もうというのなら、自分達で、自分達の走りやすいペースで行く!~途中から飲み込まれるのはもちろん想定内。そこからが勝負!(粘り)という感じで、結果的にこれは大当たりだったかと思います。
前を走っているからといって、3人にとっては決してオーバーペースではなく、それこそペースも展開(先頭の交代)も、日本選手権みたいな感じだったでしょう。そのことが結果的に、後半にも余力を残すことになったかと思います。
日本勢にとっては、後ろで揺さぶられっぱなしになるよりも、前にいたことがいちばんの省エネ走法になった感じですね。
8位入賞に1歩及ばない9位と10位だったのは残念でしたが、タイムも良いですし、十分闘った!と言えるでしょう。
5000mはヨーロッパ勢も強いので、もっと厳しくなるでしょうが、楽しみです。