LSD | 鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。

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 男子61歳、昔RUGBY選手で53までレフリーを ここ3年真面目にマラソンをと走り出した単身赴任中の者。


 レース歴は 2年前の青梅で3H12M、 一昨年は初フルが4時間53分(坂の多い新潟柏崎マラソン)停止し歩きました  昨年、ハーフが1H53M(坂の多い新潟柏崎マラソン)  そこでLSDをやらないと駄目と考え11月から平日は7分弱/kmで1H、隔日のRUN。 土日は90分/6.5分/kmで二日練習中。
月に180km、隔日が基本の実績です。


LSD速度は7分台がbetterですか  私は6分台が走り易いので継続中ですが。
11月から1月まで現在のメニューで、その後は距離を伸ばし2.5H迄練習しようと考え、その後は速度を上げたいと考えてますが この考えでよろしいですか。目標レースは柏崎で潮風5月と柏崎10月の2レースです      アドバイス頂けたら有難いです。

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 LSDとロング走との混同が少しあるようです。


 LSD= あえてゆっくりペースで。

 ロング走=大きな余裕のある適正ペースで。


 LSDは、どれだけ走力が向上しても、「あえてゆっくり」ですので、ペース水準が上がることはありません。

 また、その「あえてゆっくり」が苦手、低速に耐えうる脚が出来ていないと、ペースが上がってしまい、それはあまり良いことではありません。


 7分台/kmというのは、その「あえてゆっくり」としては、サブスリークラスから4時間前半台くらいまでの方には概ね適正というレベルになります。


 走り易いペースで走る~というのは、ゆっくり走る技術や低速独特の負荷に耐えうる脚がまだ出来ていないという「弱点」から逃げていることに他なりません。もっともっと、意識的にゆっくり走る必要があるわけで、それがLSDです。


 現在のペース、それから後々にはペースを上げる~というのは、まさにロング走の取り組み方です。LSDとロング走は、車輪の両軸であり、両方併行して実施していくことが理想ですが、現在の走力から考えると、より優先的に考えたいのはLSDの方になるかと思います。


 また、結果的には、LSDはナシで、ロング走をずっと継続していたことになりますので、現状のトレーニングに、もっとゆっくりのLSDを加える~という考え方にもなります。土日で、どちらか一方はLSD、もう一方はロング走と、ペースと先々のスタンス(LSDは低速のまま、ロング走は段階的にペースを上げていく)を変えて取り組んでいかれると良いかと思います。


 このあたりは、メールマガジンの方でも詳しく解説していますので、ご参照ください。