私は、非常に野球の盛んな地域に生まれ育ちました。(巨人の原監督は中学の先輩です!)小学校3つ分の学区内に少年野球チームが30~40以上はあったと思います。中学の野球部も異常に強かった(3年連続神奈川県大会準優勝!)です。
んで、サッカーは、というと、時代的なものもあり、ややマイナー。それでも熱心なサッカー小僧はそれなりにはいて、弱い、ヘタなりに一生懸命やってたかな~という感じでした。
その中に小・中学校といっしょのOくんというのがいて、技術的には、まあまあ?だったのか、よくわかりませんが、体力的な面は凄く、小5までは、長距離を走っても私より速かったくらいです。。。
中学に上がると、私も陸上部に入って専門化し、Oくんもサッカー部で技術を磨き?少なくても、長距離走を走ることに関しては、どんどんと差が広がっていった…はずでした。ところが!
中3の時の体育の授業でやった持久走(たぶん3~4Kmくらい)。80~90%くらいの力で圧倒的に独走し、とりあえずヒーローの座を確保しようと目論む私の少し後ろにOくんが着いてきます。一定の差をキープしたまま離れない…。
大人気なく(中学生ですから…)出力を95%、そして最後は100%まで上げ、少しはその差を広げたたものの、Oくんは、それこそ「80%くらい?」みたいにひょーひょ―としてすぐにゴール。オマエは遠藤か!
Oくんにとっては、体育の持久走なんかはどーでもいいことで、もしかしたら、いちおう陸上部のエースの鈴木に恥をかかせてはいけない…くらいなこと考えていたんじゃないかと思うと、、、サッカー小僧、おそるべし。。。
Oくん~その後、サッカーの名門私学に一般入学(スイセンを取れるほどの技術はありませんでした)で入り、3年時には、レギュラーを獲って全国大会ベスト4まで進出したのをテレビで見ました!
卒業後、ブラジルに渡ったと聞きましたが、その後のことは分かりません。まだJリーグもなかった時代ですが、世が世なら。。。
某大学の陸上部の指導者時代には、弱小サッカー部のキャプテンから、スタミナアップの方法を教えてください~という相談を受けたことがあります。みんな、シュート練習とかは好きだけど、フィジカルな練習はやりたがらないとのこと。前半はなんとかなっても、後半ボロボロで負けることが多いとか~さもありなん。
こん時は、リディアード式のトレーニングを教えてあげました。マジでヨーロッパなんかでは球技系のトレーニングでも活用されているようです。