大阪国際女子マラソン その2 | 鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

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@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。

テーマは違いますが、大阪国際女子マラソンネタで~。


 どこでもそうですが、現地で会員さんの追っかけ応援をやっていますと、先頭の方の様子がまるで分かりません。今回も序盤と中盤でちょっとみかけたくらいで、あとは競技場に帰って来ても、誰が優勝したのかしばらく分からないようなありさまです。


 で、その先頭というか、優勝争いというか、上位の方の展開ですが―。

 今回はビデオも見ていませんので、あまり細かいことであれこれはないんですけどね~。


 もともと注目していたのが、 6位に入った木﨑良子選手と8位に入った野尻あずさ選手。いずれも初マラソンの注目の新人ですね。


 木崎選手は学生時代からトップレベルでやっているエリート中のエリート。女子マラソンは、シンデレラガールみたいなケースが多いものの、意外と短命で終わってしまうことも珍しくない中、じっくり着々とキャリアを積んできている超期待の星です。


 一方、野尻選手はなんと日大のスキー部出身!?ディスタンスの選手でしたが、陸上とは縁がなく、まさに異色な存在です。


 もっとも、その学生時代、富士登山競走に出場し、最後の最後に連覇中だったウチのほしのさんを逆転で破ったということがありましたので、強烈な印象が残っています。「なんだ、あれは?」みたいな。


 ただ、まさか本格的に陸上に転向してくるとは思っていませんでしたし、その「スピードよりもパワー」的な印象から、ハーフを1時間10分で行くようなスピードを付けてくるとは思ってもいませんでした。


 そんな対象的な2人ですが、木崎選手が2時間27分34秒、野尻選手が2時間29分12秒ですから、初マラソンとしては十分成功といって良いでしょう。しかも、前半は16分後半~17分ソコソコ/5Kmという速いラップを経験してのことですから尚更です。終盤はいずれもキツキツでしたが、それもまた良い経験ですね。



 野尻選手―きちんと走りを見たのは今回が初めてでしたが、「うわ、フォアフット!」…日本の女子マラソンにはほとんどいないんじゃないかな~?やっぱり異色中の異色です。。。


 


 春~秋は陸上部、冬はスキー部~みたいな選手は、雪国では珍しくありません。高校進学時、大学進学時に、どちらを選ぶか~みたいな両刀使いみたいな選手もけっこういるようですね。


 私も雪国の選手はけっこう指導しましたが、ほとんどがこのスキー兼業選手で、陸上的には高校時代の練習量が少ない(制約があるため)ために実績は低いものの、大学進学後に大きく伸びる~という、大器晩成型の傾向があります。冬期に雪の中で足腰をしっかりと鍛えている!みたいなところもあるようです。


 ただ、野尻選手のように、大学卒業後にこんなに伸びてくるのは極めて異例でしょう。そんな"野生馬"の野尻選手が、"サラブレット"の木崎選手と1分半程度の差なのか、、、というのも興味深いですが、これから数年はこの2人にちょっと注目です。


 木崎選手は、今後、オリンピックロードをまっしぐら!というのが既定路線なんでしょうが、野尻選手は、まだまだ海のものとも山のものとも分かりません。~山の出身ですが。





 今度の「別大」は、これまた超新星~ちょっと前にこのブログで触れた三津谷選手のマラソンデビューです。