世界陸上 | 鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

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@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。

 世界陸上、見てますかぁ?~私はあまり見ていません。。。


 「このあと、すぐ!」って何時間も引っ張られるのもかなわないので、きちんとタイムテーブルを確認してから見たいものだけ厳選中です。


 それにしても進行の織田さん、回を増すごとに良くなってますね。さすがはプロです。~初期の頃はルール無視で判定にイチャモンつけてましたからね。


 

 さて、競技に関しては私があれこれ言っても始まらないので。。。


 オリンピックとか世界陸上とかを見る場合、私には1つの着目点があります。


 ライバルをリスペクトすること~。 


 バレルだったかな、誰だったかな、「一緒に走るすべての選手をリスペクトする」というようなことを言ってたような気がします。


 競走競技の場合、リスペクト=敬意を表す姿勢は、スタート前、フィニッシュ後の握手等、健闘を称え合う姿で見ることができます。予選なんかはスタコラすぐに引き上げちゃう選手もいますが、トップで入っても、自ら全員に握手を求めにいく選手もいますね。


 メジャーリーグなんかでは、ホームランを打った時にハデなガッツポーズをすることは、相手のピッチャーを侮辱することになるんだそうですが、実は陸上競技でもそういうシーンはあります。


 跳躍や投てき競技の場合、そのほとんどは(100%ではありませんが)優勝を争うライバルの失敗、あるいは記録が及ばないことで勝負が決します。優勝の瞬間!というのは他力本願~しかも失敗なのです。その瞬間に大きくガッツポーズ!というのもどうか…ていうのがあるわけですね。もちろんこれはいろいろなご意見があるでしょうし、実際、トップクラスの選手の反応も様々です。


 歴史に残る名勝負と言われる91年東京大会走幅跳のルイスVSパウエル~ルイスの最後の跳躍が終わった瞬間に優勝が決まったパウエルは跳び上がり、駆け出し…まあ、悪いシーンではないのですが。。。


 一方、99年セビリア大会(だったと思う)ハンマー投げのコブス(だったと思う)は、ライバルの投てきがすべて終わり、自分の優勝が確定した後も顔色一つ変えず(そう見えた)、最後の投てきのためにサークルに入ります。

 しかしコブス選手、実は舞い上がっていてユニフォームの上のTシャツを脱ぎ忘れてノーゼッケン状態。普通、審判が咎めるものですが、もうどうでもよくなってます。儀式のようなコブスの6投目は腰砕けの凡記録。

 そして審判の「競技終了」の合図とともに、大声で吠えまくり、走りまくり、最後は3000m障害の水濠に飛び込むパフォーマンス付き。←このこと自体のモラルはどうよ?って話もありますが、正式に競技が終了するまで絶対ガッツポーズはしない!喜び1つ現さない!というドイツ人らしい気質はナイスでした。


 そんなんでこんなんで、私はけっこういろいろな選手の"勝ちっぷり"を観察するのが好きです。表彰式とかもそうですね。また、他のスポーツでも、勝利の瞬間のシチュエーションはいろいろですので、それも感慨深いですよ~。



 中学生の時、県大会で先輩が走高跳の優勝争いをしていたことがありました。2人に絞られ、もう1人が最後の跳躍に失敗した時、私たち応援部隊は思わず拍手喝采!!もちろん悪気はなかったのですが、顧問の先生に「お前らのしたことは最低のことだ!」とこっぴどく叱られました。~今では本当に良いご指導をいただいたと思っています。