官能小説 グッド・ジョブ~媚薬~142 | 渡夢太郎家の猫

渡夢太郎家の猫

2008年 3月に蘭丸の2度目の子供ができました
これで、我が家は9匹の猫です

「おまたせ」

そこに仁美と智子と直子と葉子と裕子がやって来た

「こんばんは」

美也子が言った

「大丈夫?美也子さん」

仁美が聞くと

「うん、駄目」

「私以外は初

めてなのは」

「ええと」



「看護師の直子です、


VIPルームで会いましたよね」

「ええ、よろしくね」

「葉子です。OLやっています」

「智子です、亮の同僚です」

「うふふ、裕子さんは

毎日会っているわね」

「ひとみさん歌舞伎町に

詳しい人知っている?」



「ええ、あの人が

昔面倒見ていた人がいるわ」

「ええ、元彼?」

葉子が体を乗り出した

「ゴールドのオーナー、

死んじゃったけどね」

「そうなんだ」



「ところで、今回の事件はホストがらみなので、

男の僕は入りこめないだから

みんなにお願いしなきゃいけないんだ」

亮は美也子の了解を取ってみんなに話しをした。

「ひどい男」

「許せない!!」

そこに原美咲が現れると、

亮が立ち上がった。

「みなさんに紹介します。

警察庁の原美咲さんです。

大学の同級生です」

「はじめまして原です、

すごい!美人ばかり」



一人一人が原に挨拶をすると

食事が運ばれてきた

「みなさん仲がよろしいんですね」

「はい、みんな家族ですから」

仁美が返事をすると

「不思議だわ團さんの

取り合いはしないの?」



「私達亮を愛しているから」

裕子は笑って言った

「原さんは?」

「私は」

美咲は返事に困っていた

「ええ?美咲さんは

亮を好きじゃないの?」

「いえ、好きです」

美咲は顔を赤らめて言った

「わーい、これで家族が増えた」

葉子がはしゃいだ



「うふふ、いいの?

仲間に入れてもらって」

「いいのよ、私達ファミリーだから」

美也子は美咲に徹からの恐喝の話をした

「解かりました、亮どうする?」



「うん、徹はたぶん他の

女性からも似たような方法で

お金を取っている」

「そうね」

「証拠そろえれば捕まえられる?」

「もちろん、恐喝で」

「私、AV業者に接触してみる。

何回もスカウトされているから」

葉子が言った



「私は美容師仲間に聞いてみるわ」

裕子が言った

「美容師さんはホスト通いする?」

「そうね、収入が少ないから

あまり行かないかな?」

「私達は時々行ったよ、

安い所だけど、あはは」直子は言った


「女性がホストクラブへ行くのは

日本の男性の優しさと気遣いが

足らないからでしょ」仁美が言い出した

「そうそう」みんなが同意した

「その点、亮は優しさがあるわ」

「あっ、ありがとう」

亮は照れて笑った



「亮私達に指示して何でも言う事聞くわ」

「うん」

亮はメモを書いてそれを見ながら言った

「まず、裕子さん」

「はい」

「ヤマト美容室の新宿店へ行って

情報を集めてください。

ジュディ社長へ言っておきます」

「ラジャー」



「葉子さん危険だけどAV会社へ接触して」

OK

「私もAV会社へ接触するわ、SMで」

「危険だけど」

「大丈夫よ」

「智子さんはルイに潜入捜査です」


つづく