官能小説 グッド・ジョブ~媚薬~140 | 渡夢太郎家の猫

渡夢太郎家の猫

2008年 3月に蘭丸の2度目の子供ができました
これで、我が家は9匹の猫です

「團さん、彼女はキャリアですよ。

26歳で警視になるそうです」

弁護士が驚いて言った

「お父さんが警備局局長だそうですよ」

「それは凄い。どうゆう関係ですか?」

「大学の同級生です」

2時間後、美咲から電話があった。

「亮、逮捕したわよ。小川」

「はい、ありがとう」

「後は川野ね」

「水曜日にリベートが渡される。

その後に手塚から圧力がかかるでしょう」

「そう、今からその戦いよ」

「おねがいします」



亮は、明日香と美宝堂の応接室にいた。

そこに美佐江が入ってきた。

「こんにちは」

「はじめまして、木田明日香と申します」

「話は聞いたわ、綺麗ね」

「ありがとうございます」

「早速だけど、パスポート持っている?」

「はい」


「明日から私とニューヨークへ行ってもらうわ」

「本当ですか?」

「ええ」

「だって、今日面接したばかりなのに」

「良いのよ」

「弟が信用できると言えば、私も信用する」

「弟?」

「亮まだ言っていなかったの?」

「うん」

「明日香さん、厳しいわよ今までみたいに

誰もちやほやしてくれないわよ。覚悟して」

「はい、亮さんのためにもがんばります。

お願いします」


「亮のためになの?」

「はい」

美佐江は美しい微笑を見せた

外へ出た明日香は。

「これ」CDROMを出した。

「私とヘンケルの戸田専務の会話」

CDROMに?」

「ああ、そうICレコーダーいつも持っているから」

「わざわざダビングしてくれたのか?」

「うん」

「ありがとう」



「でも、エッチのところは聞かないで」

「ありがとう、感謝している」

「こちらこそ。いきなり仕事をもらってうれしいわ

 明日からニューヨークだなんて、信じられない」

「よかったね」



「今週何かあるのね」

「うん」

「まさか」

「なに」

「気をつけて」

明日香は亮に抱きついてキスをした


つづく