同感、週刊文春も取り上げた「走り過ぎは体によくない」…、あくまで「過ぎ」ですが… | あきらめない!日本で唯一、最新のがん治療・闘病情報に特化した「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

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 本日(14日)発売の週刊文春が興味深い記事を掲載しています。

 ずばり、「走り過ぎは体によくない」とのこと…。

 

 「走り過ぎると、性ホルモンが衰え、血管修復機能も衰え、免疫力も低下する」という、市民ランナーにとって、どきっとする内容です。

 実は、近年、定説となりつつある話であり、走り過ぎて、心肺機能を酷使すると、「体のほかの部分」に負荷を与え、とくに生殖機能に顕著に悪影響を与えてしまう。さらに走り過ぎると、疲労がたまり、有酸素運動というより、無酸素運動に近くなり、血管内に一酸化窒素が放出されず、血管が硬くなり、傷もできやすくなるということです。

 

 実は、私も昨年あたりから、あることに気づき、市民マラソンに出場する頻度を大幅に抑えるようにしています。それは、「走りこんだランナー」さん、「速いランナー」さんは、全般的に、「老けて見える」傾向が高いことです。

 「肌つやがあまりまない」「脱毛、薄毛が進んでいる」など、本来の有酸素運動の効果がまるで見えないのです。

 マラソン大会を目標に置くと、「たくさん走る」、そして、「ぎりぎりまで速く走る」練習に挑戦してしまいます。すると、上記のような、「走り過ぎると体に悪い」効能が及ぶのではと、私も考えるに至りました。まあ、何事も「過ぎたるは…」でございます。

 ただ、「走り過ぎ」の目安は、男性で1か月、200キロ超、女性で150キロ超とのこと。「中級市民ランナー」さんの目いっぱい走る距離といっていいでしょう。大会の直前でもない限り、とにかく、「ゆっくり走る」、「週3~4回程度にとどめる」くらいの意識で十分ではないでしょうか。やはり、「適度な運動」「有酸素運動」の効能は高いと考えるべきです。

 

 なお、「走り過ぎは体によくない」といっても、100人中100人に当てはまるわけではなく、川内優輝クンのように、「疲れ知らず」「衰え知らず」の方もいらっしゃります。「一般的な方」、「普通の方の市民ランナー(私含む)」が意識したいものです。