麻薬が効きにくい痛み
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麻薬が効きにくい痛み
◆ 骨転移 ・骨浸潤による痛み、神経圧迫に伴う痛み・ニューロパシックペイン ・脳圧亢進時の頭痛
◆ 神経因性疼痛などの難知性の痛みに対しても、WHOの除痛法 に従い、鎮痛補助薬 を投与する。
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オピオイドローテーション
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オピオイドローテーション
オピオイド鎮痛薬を使用しているときに、
1. 適宜増量しても鎮痛効果が不十分な場合、
2. 鎮痛効果は充分であるけれど、便秘、悪心、嘔吐が持続したり、傾眠、意識障害、呼吸抑制、ミオクローヌスなど好ましくない副作用が出現したりする場合がある。
このようなとき、 投与中のオピオイド鎮痛薬を別の種類のオピオイド鎮痛薬に切り替え、投与を継続することをオピオイドローテーションという。
日本でもデュロテップパッチ(フェンタニール)(2002年)およびオキシコドン(2003年)が発売されてから、オピオイドローテーションが可能となった。
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フェンタニル
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フェンタニル
◆ 経皮フェンタニルは、経口モルヒネ徐放性製剤と同等の鎮痛効果を持ち、モルヒネよりも吐気・眠気・便秘などの副作用が少ないことが数多くのRCTにより検証されている(Seventerら1997 / Nugentら2001 / Allanら2001 / Dellemijnら1997)。
◆ フェンタニルはモルヒネの160倍高い脂質溶解性を持つため、静注後すぐに脳に達して効果を示し、半減期も短い。
◆ フェンタニルは、便秘を引き起こすとされるμ2よりもμ1オピオイド受容体への選択性が高いため、低用量では便秘を起こしにくい。
◆ 注射剤の適応は、麻酔のみで、がん性疼痛への使用は認められていない。
◆ 欧米では、口腔粘膜からの吸収による速効性のOTFC(クエン酸フェンタニルのキャンディ)が承認されていて、突出痛に投与されている。
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次回は、オピオイドローテーションです。
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