TODAY'S
 
遠出


土曜日にバンコクからバイクを走らせてカオヤイの近くにあるナコンナーヨック県とその隣のプラーチンブリー県に行きました。




この話をブログにまとめるかは迷ったが、せっかく行ってきたので書きたいと思いました。


    

長い前置き
(割と大事なこと書いてるのでタイでバイクレンタルしようとしてる人は読んでくれよな)



土日にバイクを2日レンタルして遠くに行こうと思い、1日目にプラーチンブリー&ナコンナーヨック、2日目にナコンパトムとサムット3県のうち行ったことのない2県に行く計画を立てていました。


土曜日のプラーチンブリー&ナコンナーヨックは、無事に完遂できたのですが、日曜日にやらかしました。正直いうとまだショックで気持ちの整理がついていないが、せっかく行ってきた場所は記録しておきたい。


日曜日のやらかしとは、要は事故(軽い)(100%わたしがわるいが他人を傷つけなかったのだけが不幸中の幸い)です。かなり落ち込んでおります。

しかも、事故での賠償関係が海外留学保険でカバーできてると思ってたら、レンタルバイクでの事故で壊れたものの修理代は保険ではカバーされないとのこと。
“事故による”レンタル品の賠償が発生した場合も保険効くて書いてあったけど、今回の件でもう1回読み直したら「保険を支払わない場合」のところに自動車とかの運転による場合は保険金支払いの対象にはならないて書いてあったんだよね……。

なんなら大体の海外留学or海外旅行保険はレンタルバイクでの物損(今回はなかったけど人的損害もね。)の賠償は対象外なんだと。(保険屋さんに質問しました。)

それならタイでレンタルバイクの保険に入れないかと思ったんだけど、これも見つけられない。バイクではなく運転する私にかける保険が見つからない。レンタルバイク屋が第三者ナントカ保険とかいうやつに入っている場合でも、運転手の問題で起きた事故は補償されないとのこと。(クラスメイトのレンタルバイク慣れしてるお兄さん曰く、1日保険的なのはレンタルするときに相当詰めないと提案もしてくれないんだとか。)

タイに来てバイクレンタルしてる外国人いっぱいいるけど、あれ、めちゃくちゃリスキーやね。みんなやってるし保険もあるし(実際なかったんだけど‼️)大丈夫って思ってたけど、大丈夫じゃないよあれ。今回のケースでは対物で程度も軽かったから、親族みんなまとめて地獄行きみたいなことにはならなかったがそれでもかなり痛い出費でひたすら父母には申し訳ない。無知もまた罪だから。


今後バイク旅などいくつか計画していたが、全部見直してバイクを使うのは究極の最終手段という位置づけにしました。ていうかもう乗らないとおもう。せっかく免許とったけど。教習所行ったのは良い経験でした。


旅行で行った先の市街から距離があって行きづらい場所については今後はツアー(Facebookでおばちゃんみんなで旅しよう的なツアーが結構見つけられる)を使うか、もしくは出世して運転手付きの車を支給されるようになってからにでも行きます。まあこれは大袈裟だけど、タイで自分の車を持って運転できるくらいの経済力を得てから自由に動き回ることにします。


交通費ケチってバイク運転してたけど(タイは1日1200円くらいでバイク借りれる。ソンテウをチャーターなんてしたら平気で4000円越えてしまう。)、節約旅と危険は隣り合わせです。

※追記2024/04/10
恥を忍んでこの事故でかかった修理代を書いておく。タイのバイクor車の修理代の目安になるかもしれない。

・ぶつけてしまった相手の車
状態:車の前側の向かって右側にへこみ。へこみの大きさはバスケットボール投げてぶつけたくらいなイメージ。パッと見でベコっといってしまっていた
▶︎1万バーツ無気力

・レンタルしていたバイク
状態:片方のライトの外側の部品が取れる。バイクの殻みたいな部分がカパカパしている。たとえば速度メーターなどがついてるところ、外れてはいないがカパカパ。それと、足元も変形してしまったのかカパカパ。バイクてこんな壊れ方するんかいという。走るのはまあ問題なく走れた。事故後70km走ってバイク屋まで返却しに行けたくらい。
▶︎6500バーツ

軽い事故ですら起こせばこれくらいもってかれるので、保険もない以上リスクを考えればもうソンテウをチャーターしたほうがいい。しょうみなはなし、修理代を振込に行ってる時がいちばんメンタルに来た。旅行に使おうと思って貯めてたお金だったので。。。




というわけで今回の旅の記録。バイクを2日間レンタルした1日目は山の方へ行きました。125ccバイクの長距離走の限界は250kmまでという話をききますが概ねそのくらいの距離を走りました。



こちらは拡大版。

5マイル/5kmてピンクでこれみよがしに囲って強調しているがなんの自慢にもなりませんからね。



でもこれ本当に危なかったと今は思うし、これでバイク2日レンタルの2日目の予定も完遂して調子こいてたら今後もっと大きなやらかしをしていたかもしれません。この250km走が武勇伝にならなかった(これの次の日起こした事故で楽しかったのが全部消えた)ことだけがよかったことです。でもせっかく行ってきたから場所を紹介したい。



プラーチンブリー

最初の目的地はプラーチンブリー国立博物館。



客がワシしかいなかったからか学芸員さんが展示の説明をしながら一緒に回ってくれました。彫刻分野は専門ではないが美術史の単語は入れてあるので概ね理解できたと思います。



次に、薬学博物館へ行きました。この建物自体が展示物でもあり、解説のパネルがいくつか立っていました。




薬の棚も。漢方の博物館らしい。



理科室みがある。



その次にでかい寺へ。淡いピンクがかわいい。







プラーチンブリーをあとにして西に約40km離れたナコンナーヨックへ。



ナコンナーヨック

ナコンナーヨックの小道。




ひたすら田舎道を進んで向かったのはナコンナーヨックの一大観光地・ワットマニーウォン。大量の観光客と市場がありました。



中に入ると早速こんなかんじ。でもこれまだ“始まって”ない。



これが本尊なんだけどここに至るまでにまああれやこれやとぐろを巻いたナーガとか小さい仏像とかがいっぱい。



ガチ迷路。というかあふれるディズニーランドのアトラクション感。



本尊を通り過ぎるとお布施コーナー。ワットマニーウォンのマニーて宝石という意味(と思われる、タイ語の綴り忘れた)だからかゴールド系の装飾をお布施するらしい。




さっきのワットマニーウォンは市街から少し離れていて、ここから市街に向かいます。



市街についたらスルーしてひたすら山に向かっていきます。ワットカオトゥリアンに着きました。



ワットカオトゥリアンは、行くまで知らんかったんだけどピンク寺という異名もあって、お供え物も全部ピンクです。



本堂に向かう階段のナーガもピンク。



かわちー。



かわちー。



んで、このワットカオトゥリアンで有名なのがこれ。金ピカ銀ピカトイレ。このトイレは使えないけど同じ建物内に使えるトイレもあって、田舎のトイレなのにめっちゃ綺麗でおどろいた。


 

以上、ワットカオトゥリアンでした。

(このバイクにはとてもひどいことをしたとおもいます。バイクがかわいそうなのでワシはもうバイク乗らんほうがええわ……)



次にガネーシャパークへ。クソデカガネーシャが2体。





最後バンコクに帰る通り道にあるエデンファームに寄って帰りました。






バンコクに帰るのがなかなか大変で。ひたすらみちなりという指示のどこまで道なりなのかわからなくて早く曲がりすぎたりだとか、幹線道路の橋を渡るか下道行くかの選択ミスってバンコクの真反対方向に進んでしまいしばらくUターンできなかったりとか、道に迷いすぎてぐじゃぐじゃになり、本当なら日没までに家に帰ってるはずだったのに着いたらもう20時とかだった。途中で大渋滞に巻き込まれたり、スワンナプーム空港付近の意味わからん道に迷い込んでGoogle先生に助けを求めたら提示してきた道が猫が通る道かな?てくらい狭い道(しかもその道の入口は工事中なのかな?という見た目。)でやばかったり。


おまえほんと、バイク乗りのセンスないよ。ガッツと冒険心はあるかもしれないけど、運転のセンスはないね。



付け足し 事故る前に行った場所

まあ、もうあんまり思い出したくないけど行った場所に罪はないというか。。。せっかく行ってきたので。




サームプラーンのとぐろを巻いた龍の寺。半年くらい前にインスタで見て行きたいと思っていた。思っていた以上に遠かったし、バスで行く方法も紹介はされてたけどバスでは行けないよこれ。この周辺で1回もバス見なかった。




ウワサ通り迫力あったが、日本人も多く来るらしくて日本語の案内もありました。あと入口で強制お布施要求された。




で、おそらくとぐろを巻いた龍のとぐろ部分を歩いて上に登る。




屋上にでました。ここでも読経の会に強制参加です。




次にナコンパトムの市街へ。国立博物館とプラパトムチェディです。ナコンパトムは法輪の街なのかな?電灯の飾りも法輪でした。



中も法輪。このでかい1部屋だけの展示でした。



プラパトムチェディです。ん、でかい。




で、このあとプラパトムチェディの出口から出たあとチェディを正方形に囲んでる道4辺のうちのどの辺に自分がいるのか地図見たのにわからなくて道に迷った挙句焦ってやってしまいました……。



今回のことでひとつ重要な反省点を書いておくと、何時何分までにどこどこにいないといけない、というようなスケジュールは立てるもんじゃないということ。だいたい間に合わないから。タイだからな。今回はメークローン市場(線路上にある市場で、電車が来たら市場をたたむ様子が有名)の電車の通過時刻に間に合わせようと焦った結果です。焦ると視野が狭くなる。よくない。今振り返るとあのときはほんとに視野が狭くなってたとおもう。道を間違えてもいくらでも挽回の余地はあるんだからさ…。そのためのUターン表示じゃない??(この2日間でUターンしまくっててUターンだけは上達してたのにそれでも面倒くさがったのがだめでした。)


このまま書き続けるとわたしの個人的につけてる日記並に反省が連なりそうになるのでブログはここまでにします。とりあえず、諸々解決はしている(母にはとても迷惑をかけて申し訳ない)が多分しばらくショックを引きずる気がする。ブログの更新頻度も落ちるかと。今はちょっと一人旅が楽しめそうな気分ではない。まあ、今週末タイに来てくれた友達とトラートの離島に行くのは安全に全力で楽しむつもりですが…‼️


おわり