引き続き、殺処分ゼロへの一歩。クラウドファンディングのご協力をお願いいたします | カレン時々ルナ

カレン時々ルナ

2012年10月 愛犬ルナ7歳が、クッシング症候群で旅立ちました。
思い出、動物のこと、2013年3月に三歳でやってきたカレンとの生活、家族のことなどを書き留めたいと思います。

いつもありがとうございます。
前回の記事をリブログしてくださいました皆様、心よりお礼申し上げます。

感心を持っていただいたことに感謝いたします。
皆様の暖かいお気持ちが励みになります。

一部転載です

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猫の譲渡活動から不妊手術推進活動へ


わたしたちは猫の譲渡から活動の主軸を不妊手術の推進と保健所レスキューへ切り替えました。なぜなら、とめどなく産まれてくる猫たちを止めないと保健所へ持ち込まれる猫が減らないからです。棄てられる命がなくならないからです。

わたしたちの活動は<望まれない命>の<入口と出口>対策です。メス猫は年間に2回~4回の出産をします。1年間で12頭~24頭が増え、その間に最初に産まれた猫が発情を迎え出産をします。子猫が産まれた…と言っているうちにネズミ算式に増えていきます。

<望まれない命>がどんどんと増えていきます。そして、<棄てられる命>となり野山やゴミに生きたまま捨てられるか、もしくは保健所へと持ち込みをされるます。どちらにしても人が全てすることです。


ひとつ屋根の下に集まった子たち。保護地域も事情もみんな違う。でも、もう家族になってる。

春先の大規模な不妊手術の現場から3週間の間に13頭の乳呑児の猫が保健所へ持ち込みをされました。現場にはまだ妊婦猫もいて青ざめました。22頭の猫に不妊手術を施したことにより、それ以降、猫が保健所へ持ち込まれることはありません。もちろん頭数管理をし給餌マナーを守ることにより猫たちは地域猫となりました。

実際に22頭の猫に不妊手術を施すことにより子猫が産まれることがなく、今いる地域猫たちが一代限りの命を全うすることで現場は終息していきます。


母猫を捕まえる2年かかりました。その母猫が産んだ最後の子猫たちです。
実に20頭以上の子猫を産み全て保護をしてきました。


■多頭崩壊が表面化したときは手遅れ
2017年夏には多頭崩壊を他県の団体と協働したことがありました。オスとメスの2頭の猫が最初でした。不妊手術を怠り10年間で100頭まで増えました。家の中に100頭なんて想像できますか?糞尿が堆積しアンモニア臭で目は開けていられず、呼吸が苦しくなります。

結果として保健所・自治会で問題となり、当事者は地域で孤立してしまっていました。最初の2頭のときに不妊手術をしておけばこんなことにはならなりませんでした。



全て氷山の一角にすぎません。庭先で餌をあげていたら翌年には20頭にまで増えていました。空き家に猫が住みつき餌だけをばら撒いてる人がいる、などの相談も多いです。気づいた時には手に負えない状況になりトラブルの原因となったり不妊手術を施したいが経済的に断念する人も少なくありません。猫を増やした人が責任を取るのは当たり前です。ただ、人の都合で翻弄される猫を見捨てることはできません。人のしたことの責任は人が取るべきです。

これまで約11年間、1000頭以上の猫を譲渡し、不妊手術を推進してきました。
2017年度は97頭の手術を実施。当初予定していた全頭を手術できたわけではありませんが、もし手術できていなかったら何百もの子猫が生まれ、多くの猫が悲惨な末路を迎えていたかもしれません。もうこれ以上、猫たちに理不尽な思いをさせたくありません。



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一部転載以上です


私はご支援のみで、現場にはほとんど参りません。
搬送のお手伝いはさせていただくことはありますが、保健所に出向くのは辛いものです。



目も開いていない仔猫を持ち込むヒトは、どんな顔をしているんだろう。
放っておけば生き絶えてしまうでしょう。

乳呑み児のお世話はたいへんな苦労だと思います。
必死に尽くしても命の火が消えてしまうこともあります。

火葬場に連れて行ったときは、その小さな箱に中を見ることはできませんでした。

昨年は他県の団体さんにご協力いただき、多頭飼い現場のレスキューに入られました。



『ザ・ノンフィクション』で放映され、反響があったようです。

猫たちのための熱い想いを応援することしかできませんが、ご賛同いただけましたら幸いです。

クラウドファンディング達成のために、どうぞよろしくお願いいたします。



『あすねこ』のロゴです。

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