名古屋ウィメンズマラソンで日本人2位になり、MGCの切符を獲得した前田穂南選手。


前田選手と言えば、今までアシックスの薄底シューズでずっとマラソンに出ていました。


女性はエリートランナーでも男性との筋力やスピードの違いからか、厚底スーパーシューズではなく、薄底のままという選手も見かけます。


個人的には前田選手はワイの好きなアシックスの契約だし、薄底履いているから頑張れ!と思っていました。



そんな前田選手もついに先日の名古屋ウィメンズマラソンで厚底デビュー。


おそらく初代メタスピードスカイを履いて走りました。



んで、ゴール後のインタビューで、練習では薄底と違って足裏へのダメージに苦しんだそうです。


厚底を履いたら足裏へダメージがきて、距離を踏めなくなった。


練習をうまく積めない中で、厚底を履き続けるかを迷ったそうです。


しかし、厚底から薄底に戻そうと思った時には、もう対応できない状況だった。


そんなことが書かれた記事を見ました。


自分はむしろ薄底履いた方が足裏へダメージを感じていたのですが、ダメージを感じる場所は人それぞれだとして。


うまく練習で距離を積めないという厚底への適応はなかなか難しいものですね。


ここら辺は筋力の少ない軽いランナーほど困るのかもしれません。



青学もそんな厚底に対応するために体幹を鍛えるトレーニングしている訳ですし。



んで、前田選手は厚底への適応がスムーズに出来なかったにも関わらず、もう薄底には戻れないという状況だったという部分がレベチだけど、非常によくわかるなと共感しました。



自分は厚底で速く走れるのはわかるけど、なんか反則みたいで嫌だなというきもちもずっとありました。



そんな時に


一度厚底履いたら薄底にはもう戻れない。


という話を複数の方から聞きました。


実際に厚底を履くと、確かに推進力が桁違いで、タイムが全然違う!


しかも何となく、フォームが矯正される感じもある。


自分は厚底を履いて走ると前ももや背中から肩にかけて強いハリが出るのですが、そういうデメリットを差し引いても厚底を履くメリットを感じます。


川内優輝選手も薄底で過去の自分を越えるとか言ってられない。


と語っていました。


薄底には戻れない。


なんだかよくわかる前田穂南選手の話でした。


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