福井県の三国湊の町散策中です。
時間が限られているので先に進みます。
旧骨董屋さん前を通り三国湊駅方向に。
右は雑貨食器屋さん、左は見学できる旧家屋三国湊町屋館&旧岸名家。
あまり時間が無くて、いろいろ解説などお聞きできなかったのが心残りです。
古民家トイレは豪華レトロ便器(使えません)が印象的で笑。
その後もかぐら建て古民家は点在。
シンプルでもデザイン性のある木の袖壁。
一階の窓の多さよ!
全体的には20パーセントくらい洋風テイスト?
坂のある道。
細かいところで凝ってるな。
屋根だけ取り付けた超簡易型かぐら建てか?
むくってないパターンの一階の屋根は端がきゅっと反り上がっていることが多いようです。
好みなのか時代の違いなのか、面白いです。
細かい部分にも銅張装飾!
正面100%連子格子!
竹矢来付き!
現代の三国湊をちょっと覗きます。
今でも堤防とかは無くて川湊なのですね。
小さいけど立派な作りの「思案橋」という名前の橋があります。
で、昔はこの橋から先は花街が続いていて、男たちはここで行くか戻ろか思案したところだそうです。
ひとめでわかるような遊郭的建物は見つかりませんが、古い町並みは続きます。
少し路地を入った料理屋さんがあります。
元は芸妓さんの置屋さんだった建物ということです、魚志楼さん。
こちらの並びは袖壁が普通な木板&鉄板覆の変わり種。
通りから湊がちらちら見えます。
対岸にはオイルタンクが並んでいるのが見えました、北前船もビックリ。
いや今でも世界からの荷が届く三国湊かも。
屋根が面白い町なのでつい上ばかり見てしまいます。
駅の手前にめがね橋という橋があり、解説付きです。
この橋というかトンネルというか、レンガ造りの「ねじりまんぽ」だそうです、「ねじりまんぽ」とは?
説明下手なので説明は難しい・・・なのですがグーグルなんかで画像検索してみるとかなり面白いのでぜひ。
でもこの眼鏡橋は現役鉄道線路なので、肝心のレンガトルネードを見ることができません・・・。
眼鏡橋を越えるとすぐに三国港駅、発車寸前に電車に乗り込みました。
お土産。
にしさかさんの水ようかん。
鶯餅本舗大和甘林堂さんの鶯餅。
波屋さんで買ったアレ、一本義。
右は金沢で買った加賀鳶。
(すべてもうお腹の中に、美味しくいただきました。)
帰ってからストビューで見ると、歩くことが出来なかったエリアや一本裏の道なんかにも魅力的な街並みや古民家が点在していました。
そしてちょっとそこいらの町とはレベルが違うほど昔栄えた町だったのはよくわかりました。
こういう観光3割生活感7割くらいの割合に感じる古い町並みは楽しいです。
端から端まで、路地の奥まで全部見ようとしたら丸一日かかりそうな三国湊散策でした。
時間が足りなかったけどとてもテンションが上がる散策でした、面白かった!
毎年やってる今まで歩いたログ全部盛りマップやりたいですが、来年に持ち越しかな。
年末にはもう一本、地味ですが関ヶ原からの伊勢西街道をちょろっと歩き始めていますのでこれも来年に、今のところかなり地味です。
そういえばなんとなく紅葉や花に休みと天気と体調のタイミングが合わなくて今年は山にあまり行かなかったな。
やや体力と気力が下がり気味な気がするので来年は何とかしなけりゃ。
今年もつたない文と写真を眺めて頂きありがとうございました。
今後ともお付き合いいただけましたら本人大変喜びます。
それでは少し早いですが、皆様も呑んだくれたりしながら良い新年をお迎えください!