さあ久しぶりの鈴鹿の山です。
しかし、アカヤシオの満開情報が聞こえてきてもタイミングが微妙に合わず、これがラストチャンス。
4月27日、平日なのでつい出発が遅れましたが朝明の駐車場到着。
駐車場も混んでるかと思いましたがそうでもなさそう。
駐車場や道路区間の緑も鮮やかになってきてました。
昨日の雨はかなりまとまった量だったので、道路区間の横の川も水量が多くてかなりの轟音、滝か?
登山口の指導標の横。
今まで何度も歩いた根の平峠への区間ですが、轟音に川をのぞくと、こここんなに堰が連続してたのかここ、と初めて気が付きました。
大きな砂防提を越えての渡渉区間なのです。
普段は何も思うことなく渡渉とわかるのですが、今日は水量が多くて足が止まりました。
「あれここどうだっけ?渡渉じゃなかったんだっけ?」
普段の踏み跡も昨日の雨で消えてなくなり余計にわかりにくくなってるようです。
先行者さんも渡渉場所をあちこち探してるようでそれを見て混乱してしまいました。
ここで渡渉に戸惑ったのは初めてでした、水量増って結構影響あるなぁ。
渡渉は無事クリア。
苦労して渡った?ご褒美はまさかのシロヤシオ。
もう咲いてたか~。
林道的区間も道の真ん中を水が流れているのです。
今日は根の平峠から神崎川もちょろっと覗きに行くつもりですが本流渡渉は無理そうですね。
登山者の責務、つっかえ棒追加しつつ。
心配していた砂防提下の渡渉個所もクリア。
どこに行ってもいてくれるのはスミレさん。
おー、2本目のシロヤシオ登場、凄い花付きの多さです、が、惜しい、満開直前でした。
3日後くらいだったら~!
でもシロヤシオはこれでおしまい。
稜線のシロヤシオはもう少し先のようです。
渡渉の度にちょっと心配になりますがここも大丈夫。
イワカガミ、たくさん見られると思ったら一期一会でした。
久しぶりにの運動不足でヒイヒイいいつつブナ清水分岐、真っすぐに登り根の平峠へ向かいます。
帰りにはブナ清水経由で左の道から下りてくる予定。
根の平峠、鈴鹿主稜線、左の国見岳を目指してますが、その前に神崎川の新緑を見るために真っすぐ、向こう側に下りていくタケ谷コースに進みます。
このあたりは新緑始まったばかりみたいです。
コケコケも少しはあります。
タケ谷コースもいくつか渡渉があって、ドボンしたくないからやや苦戦する箇所もありました。
でも普段水についてない石は苔がついて無くて滑らないので何とかクリアできた。
地面に見えた川の落ち葉だまりでチャポン笑。
浸水はしなくて良かった。
ここ、帰りには丸木橋で渡りました。
この倒木こういう時のためにあったのか。
神崎川は・・・新緑は少し早かったかー。
でもシンボルツリーの桂の木は緑に包まれてました。
来た道を根の平峠に戻ります、日が差し込むと沢は光ってキラキラ。
根の平峠に戻りました。ここから県境主稜線で国見岳に向かいます。
やや早い新緑とはいえ、太陽の光を透かしてみるとライトグリーンのいい道が見えてきます。
こんな区間はホント気持ちいい。
しかしすぐ急登に・・・。
道は古くからの掘れ掘れゴロゴロ落ち葉だまりの道と新しく並行して踏まれてきたややスリッピーな頼りなげな道が並行してて、まあどちらも歩きにくいといえば歩きにくくて、安全と思える方を。
頭上に目当てのアカヤシオが現れ始めました。
実は少しだけ色褪せ始めてきてますが頭上遠くなのでわかりませんね、ミルキーピンクのポンポン咲き乱れ。
そして足元にはハルリンドウが咲き散らかしてます。
このふたつの花がこの後目を楽しませ続けてくれます、春だなー。
割にキツイ登り坂が続いてきましたが、この斬鉄剣でぶった切ったような大岩が現れるとひと段落。
景色の広がる場所は少ないですが、奇岩や大岩が道端にころがる国見岳っぽいなだらかな道が続きます、鼻歌♪。
前が開けて・・・。
国見岳の方向の山腹にはピンク模様が点在してます。
なんとか見頃期間に間に合ったみたいで一安心です。
まだまだ続くよ奇岩道。
御在所と違って名無しの奇岩や大岩を眺めたり乗っかってみたりしつつ進む進む。
青岳、ここ地味なピークですが景色は素晴らしいです、少し休憩。
ひとつだけ・・・最近このあたりで多いこの山頂名や岩の名前のプレートが気になるのです。
こういうお手製の表示は楽しいので大歓迎の立場なのですが・・・。
直接生きた木の幹にネジで打ち込むのはやっぱりどうかと思います、その点お願いします。
山頂に近づいてきた。
最近まで知らなかった奇岩、桃岩への手書きテープでの分岐がありました。
初めてなので行ってみます。
あれかー!
ボール(桃)をポンと置いたような丸っこい大岩がそこにはありました。
高さ6メートルくらいはありそうで、これは面白いって!
うーん、じゃがいもかな笑、思わずみんな笑顔になるような大岩です。
やけに賑やかな国見岳山頂到着。
朝明からの道は比較的人は少なかったのですが、反対側の御在所裏道方面からの登山者さんはとても多くてずいぶん賑わっていました。
国見岳のギリギリ満開のアカヤシオ間に合った~!
帰りはブナ清水経由で下山です、続きます。