目指すは知多半島先端羽豆岬、常滑街道を歩く、その⑪、常滑市内前編。 | 歩いて走って登って、毎日ビールか日本酒。

歩いて走って登って、毎日ビールか日本酒。

体を動かすのは好きなのです。
体を動かした日でも。
動かさない日でも。
・・・ついつい今日もまたビール&日本酒をグッと。

 

今回の歩きは常滑駅から再開です。

名鉄電車の海側の車窓からは海側に広大な埋め立て地の工業地帯が広がっていますが、

線路沿いすぐ横には延々と古い堤防が続いていて、このラインが昔の海岸線だったのがわかります。

 

てなことで常滑駅からスタート。

 

とこにゃんをちらと見てから歩き始めます。

 

市内の常滑街道の経路はハッキリしませんが、グーグルマップや明治の地図を見比べて推定の線を・・・。

おそらく街中は「この道が常滑街道」とちゃんと決まってるようなものじゃないのかも。

 

右端の大甕が常滑感満点です。

 

この写真の交差点から左に曲がりこたこたした昔からある市街地の道に入り込みます。

 

常滑市内は観光地でもあるので道しるべか解説などはあちこちにあり便利。

 

このなんの変哲もない木の塀にもなんか書いてある・・・。

 

映画「20世紀少年」のロケ地だったということでした。

 

 

例の多孔陶菅が路面のデザインに。

 

もちろん市内はもりもり常滑焼大活躍です。

 

有名な土管坂は言うに及ばず。

 

それはもうあちこちで多孔陶菅も使われてて笑。

 

 

観光客慣れしてるのか逃げないにゃんこ。

 

この常滑焼、テキトーに置いてあるだけなのか、でも何となくアートにも見えます。

 

こちらはアートを意識してるかな。

 

 

 

 

神明神社の横を通ります。

 

ちょっと面白い社号標柱。

境内に官有地があった?

県庁までの距離とか書いてあるし、三重県の里程標に似てるような。

 

 

神社境内への階段長い・・・。

 

ああまた裏側から、北から南に歩いてるので横っちょから入る形が多くなってしまうようです。

 

高台にある立派な神社です。

 

常夜灯や手水、江戸時代のものが多いようで昔から地元の中心的な神社だったのでしょう。

 

面白いのはこの東に開けた場所の「日輪遙拝所」。

 

お日さまはもう遥か高くありますが手を合わせます。

 

こちらが正面の鳥居と階段で、脇には陶器製の狛犬が、さすが陶都常滑。

 

 

 

こちらの社号標柱もかなり立派。

 

地元の雄、伊奈製陶の寄進なのでした。

 

どんどん南下していきますがまだ町は続いて、かなり大きな中心街です。

 

 

「常滑陶彫のある商店街の地図」の表示。

どうやら常滑街道に陶器のアートが展示されてるようです。

 

ここでも多孔陶菅が活躍、笑。

 

 

 

 

こんな感じで街角に陶器アートが点在し、歩くのが楽しい道です。

 

今では普通の裏道ですが常滑街道の一部として繁栄してた商店街時代があるのでしょう。

 

なかなか調子が上がらないドラゴンズのために白龍大神に白星をお願いします。

 

 

お店、神社、お寺、旧街道だな~。

 

宝全寺、なんじゃもんじゃの木が満開でした。

 

 

住職さん腰痛とのことでお大事に・・・。

 

出合橋の上からの景色もなかなかいいな。

すぐ横にポケットパークもありました。

この写真の中だけでも多孔陶菅がたくさん笑。

 

ぎゅんと裏路地に入ります。

 

石垣の白いタツナミソウがきれい。

 

多孔陶菅、ここでは階段に使われてて笑。

 

 

家の間隔が徐々に開き気味になってきてました。

 

 

左を見ると高低差があってあの上が常滑城跡のはずですが何も残ってなさそうなのでスルーです。

鳴海からここまでほぼ鉄道沿線の常滑街道でしたが、常滑駅から上野間駅までのこの日のルートは名鉄線からしばらく離れるので時間に余裕をもって進みます。


徐々に中心街からは遠ざかってきましたがもう少し常滑市内が続きます。