6月の前半に読み終わっていた本です
ものがたり洋菓子店 月と私 ひとさじの魔法 野村美月著 ポプラ文庫
その洋菓子店は住宅街にひっそり建っていて、ケースには地味な焼き菓子が並んで
います。猫背な自信なさげな女性・三田村糖花が一人で営んでいます
ある時からお店は変わり、あのしょぼくれた店はなく、黒い燕尾服をきた美形の
まるで執事のような人が出迎えてくれるようになりました。執事ではなくストー
リーテーラーだと言い
「当店では甘いお菓子と一緒に
ストーリーをお持ち帰りいただきたいと考えております」と
さまざまな悩みを抱えてお店に来る人たちは、ストーリーテーラー・語部九十九の
語る物語と内気だけど腕利きのシェフが作る極上のお菓子に癒されていきます
お菓子作りが上手で、お店を立ち上げた女性シェフの糖花
何故、自信なさげな猫背で暗いシェフになり、お店まで暗くなってしまったのか
何故、九十九が働くことになったのか
そんなことが書かれている『ひとさじの魔法』でした
ものがたり洋菓子店 月と私 ふたつの奇跡
「ひとさじの魔法」の続編、語部九十九のおかげでお店は人気店に成長
来店されるお客様も増え順調な中、ストーリーテーラー九十九とシェフ糖花の関係は…
九十九から「仕事以外は近づかないこと」と言い渡され、自分は嫌われているのだと
思い込むシェフ糖花、ある日、九十九は熱を出し早退し心配な糖花は九十九を見舞いに
行きます。その後、九十九は姿を消してしまいます
クリスマス直前のことで店は大混乱・・・
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ほっこり出来るお話でした
もうスィーツの表現が美味しそうでステキでヨダレが
( ^ω^)・・・
ケーキ屋さんへ行きたくなる危険な小説です(笑)
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お読みいただきありがとうございました
今日も笑顔で(^^♪