続・カメの心【2016 チャレンジ富士五湖 その2】 | ごまめが歯ぎしりをやめる日

ごまめが歯ぎしりをやめる日

くだらない事をうだうだと書ける今日という日に、心から感謝。

いつもより少し早く、午前2時に起床。


いつもの通り、着替えやテーピングなどいつものルーティンを済ませ、3時過ぎにホテルの部屋を出る。


いつものバスに揺られ、富士北麓公園へ。


去年と時間帯は少し違うが、足もとのお世話になっている RxL[アールエル]部長 とお会いし、いつものように写真をパチリ。



いつものごとく、体育館の中で最後の準備。


レース前の腹ごしらえ。いまいち食が進まない。


前の晩、食べすぎたかな・・・

(子供なので、カレーライスを前にするとつい過食してしまう)


おにぎり1個と、大福1個。パックの牛乳。これでいいか。


今日はなぜか、時間の経つのが早く感じる。

ここは、いつも通りの第3ウェーブ(5:00スタート)で良かった。



外が明るくなってきた。気温も例年に比べて高い。雨も止んだようだ。


気がつけば、5:00。

号砲鳴って、今年も100kmの長い旅が始まった。




レースプランは、いつも通り7分/km。

疲れが溜まらないうちは、これで淡々と走ればいい。

いつものごとく、長い下り坂では山のように追い抜かれていく。

軽いフォームで下りていく人、勢い良く下りていく人、皆それぞれのプランがあるのだろう。



初めて出た72kmも含めれば、もう6回目。

序盤から周りを気にしてもしょうがない。



山を下りきり、山中湖へと続く国道138号に出る。


歩道は細く、ほぼ追い抜けない。信号もいくつかある。多少の上り勾配。

勢い良く山を下りていった人がここで集団に揉まれてしまうと、急な減速を強いられて走りにくい区間となる。



淡々と走っていながらも、自然と前のランナーを吸収していく道中。


堅実に走りたいなら、大事にしたい「カメの心」。


ギアを上げなくても、そこから落とさない限りは「大丈夫」なのだ。



小雨が降ってきた。富士山を楽しむことはできない。

カメはカメなりに、山中湖をやり過ごそう。



しかしスタートから1時間。


山中湖に入る手前で、下腹部が痺れ出す。



道なりの公衆トイレを避け、対側のコンビニへ。



・・・一過性のものではないみたいだ。やっぱり食べ過ぎたか。



(結局腹痛との戦いは60km手前まで続いた。西湖まで4回ほど駆け込んだか。後半はトイレも少なくなるので、収まってくれて良かった。。)



いろいろありながらも、最初の関門(山中湖駐車場)を15分前に通過。

少ない貯金での走行が続いても、「15分もある」と思えることが大切。

これもまた「カメの心」である。



山中湖の1周、忍野八海へと抜けるファナック通りは、ペースが近いランナーの集団にくっついて走る。


このあたりで、雨が本降りになってきた。


予報にない雨。リタイヤした3年前の嫌な雨に似ていたが、寒くはないので焦らず走っていれば、いつか止むだろう。



少し疲労の溜まり具合は早いが、富士北麓の入口まで帰ってきた。