軌跡‐1‐
人の愛を受け入れられない……
幼少期に遡る
生まれてから大人になるまでの軌跡。
いつもいい子で
手がかからなくて
親にとって都合のいい子供
自分の感情を押し殺して生きてきた。
ほんとは愛されたくて
愛して欲しくて……
わたしは
『Lonely(ロンリー)』……
いつも孤独だったんだ。
バランス‐7‐
「ルナの体は最高だよ!」
「……」
「結婚しよ?」
「……うん」
「早く子供欲しいね」
「…………うん」
自分の心はそこには
……ない
絶頂を迎え和樹は果てた。
一方通行では
愛は成立しない……
わたしの愛は
愛ではなく打算。
これがわたしが犯した罪。
バランス‐6‐
「まぁね…あたしほんとありえん事ばっかりや」
和樹は優しい……
「より戻そう?」
「……う~ん」
そしてわたしはすぐはぐらかす。
「ねぇ……和樹 あたしのどこが好き?」
「ルナの目が1番好き!」
「他は?」
「笑った顔かな!」
わたしは嫌い……
「他は?」
「ん~強がりなとこ!」
「他は?」
他は?
他は?
他は?
他は?…………
そうやって自分の事を
褒めてもらって自分の存在を確認していた。