クローバー(ノンフィクション小説) -68ページ目

軌跡‐31‐



0か100の自分に

神は100の想いで試練を与えた。


今ならそう思える。


悔いる事が予め分からないのは
自ら経験しその過ちに気付き変わらなければ
人は変われないから。




故に


 『後悔先に立たず』

軌跡‐30‐


後に自分が
アダルトチルドレンだという事を知る。


『アダルトチルドレン』

子供時代を子供として子供らしく過ごす事ができずそのまま大人になる事。
両親や家庭環境によって子供時代を歪められて成長した人々。

正に症状はこれに合致した。

大人になった私は自分の中にある違和感が
まさか幼少期の影響だとは思ってもいなかった。


早く気付いていれば……


この事に気付くのは
随分先の話しである……

軌跡‐29‐


そうやってまた
違う自分を作り上げてしまった。

その中で時々垣間見える本当の自分

私は人が辛く悲しむ姿に
酷く心を傷めた。

冷めた自分を演じながら
虫も殺せない自分……

弱い者いじめは絶対許せなかった。

それを見ると他者の傷みが
自分の傷みと重なり破滅的に強者を捩伏せた。

そんな天使と悪魔が同居する自分……



わたしなんか生まれてこなきゃ良かった

わたしはこの世に必要ない……
そう思うようになった。


孤独を選んだのは
人の傷みを見なくて済むように

そしてこれ以上
自分が傷つかないように……



これが
大人になるまでの軌跡。