クローバー(ノンフィクション小説) -190ページ目
実家から随分離れた場所の
看護学校に入学し、親元を離れ
寮生活を送る事になった。
そこは見渡す限り山と海に囲まれた田舎……
1、2年生は4~6人部屋で
3年になると1人部屋になる。
私は群れるのが何より嫌だ。
しかも女ばっか……
やってらんねぇ。
とりあえず無事に高校を
卒業する事ができた。
特に嬉しい事もなく……
特に悲しい事もなく……
ただ淡々と過ぎて行った3年間
卒業式
みんなが寄り添い写真を撮る中、
そいつらの目の前を自転車で
通り過ぎてやった。
「めんどくせぇ」
そう呟いて。
どうせ行くなら
准看より高看……
MTからATに変更し自動車免許を取り
その数日後には入学の為実家を
出る事になった。
補欠か……
私にぴったりだ。

