学生生活‐3‐
いい子ではなかった。
限りなく金に近い髪……
ジャージにスリッパ……
赤いマニキュア……
教官は不快感あらわに
上から下へと睨みつける。
そうそう
もっと睨めよ
もっと私を蔑んでくれ…
私は大人を敵視していたんだ
敢えてそういう風にしていたと
言っても過言ではない。
ざまぁみろって
心底屈辱だと感じろって
そうさせるにはどうしたらいいのか
いつも考えていた。
馬鹿な大人は成績いい子には
何も言わないんだ。
私が補欠だからか
私が柄悪いからか
形勢逆転の時を狙っていた。
ひっくり返す
学生生活-2-
ホームシックになる子も多かった。
確かに……
ここには何もない。
週末はほとんどが
地元に帰って行った。
ホームシックの為に
学校を辞めた子もいる。
理由はそれだけではないが
勉強にもついていけなかったらしい。
推薦で入ったくせに……
私なんか補欠だよ?