ニューヨークの猫の里親エージェンシー | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

一昨日、娘がめちゃくちゃ可愛い子を自分のアパートに連れて帰ってきました。

 

 

 

 

ニューヨークをベースに活動をしている非営利団体を通じて、捨て猫ちゃんのfoster mamとなったのです。



 

 

 

 

普通猫って移動が大嫌いなのに
この子はおとなしくこのバックパックに入り
娘のアパートにやってきました。

 

 

車の中の移動も大人しくしていたそうです。
 

 

この子のお写真が送られてきてびっくりしました。

娘が5歳ぐらいからずっと成長を共にしてきた愛猫スクーターにそっくりだったからです。

 

娘はこの子に「もち」と命名しました。

 

 

スクーターはコロナ禍の2020年に
うちのニューヨークの自宅で
みんなが見守る中息を引き取りました。
 
 
里親の役目はアドプトしてくれる人が見つかるまでの間、猫ちゃんの面倒を見ること。
それが3ヶ月後かもしれないし、もしかしたら引き取り手はないかもしれません。
 
この子はすで1歳になっていて、しかも5匹の赤ちゃんも産んでいます。
道端で子猫も一緒に拾われた時は、みんな泥だらけだったそうです。
 
このエージェンシーに見つけてもらい、きれいにしてもらえてよかった。
 
普通、みんな子猫をほしがるので、5匹の猫ちゃんたちはすぐにもらい先が決まるのですが、大人の猫はなかなかね、決まらないんですって。
 
 

 

 

 

性格までスクーターにそっくりで優しくておとなしい子です。

 

ただ、、、、

 

翌朝、目が覚めたら。。。

 

大変なことになっていたようです。

 

ダイニングルームにうんちをしちゃってたそうなんです。

 

さらにリビングのソファもなんか臭う。

どうやら、おしっこもしちゃってたよう。

 

 

 

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おしっこをしたのは白いバッグのそば。

 

 

 

通常、猫がうんちをリター以外の場所にするのは珍しいことです。

健診は受けているので、病気ではなさそう。

 
娘ががっかりしてしまうのじゃないかと心配したのですが、叱る気にはなれないようです。
すぐに、酵素系洗剤や重曹、お酢などを総動員してきれいにしました。
 
娘の家に来たこの子はずっと一緒だった子猫ちゃんたちから引き離され、寂しさと場所が変わったストレスがあったからじゃないかとみんなで話し合いました。
 
わたしが遊びに行った2日目にはかなり慣れたようで、わたしのところにも擦り寄ってきます。
かわいかったスクーターを思い出してしまいました。
 

 

 

 

 

 

里親のマッチングのプロセスでは、こちらは選べないのですが、こんな奇跡のような偶然にみんなで感謝しています。

 

いつまで娘のところにいてくれるのでしょう。

もし、貰い手がなかったとしてもきっと娘は喜んでアドプトする気がしています。