よくばりなニューヨーカーの子育てと仕事の両立 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

女が欲張りになるのは

とてもいいことだと思います。

 

 

 

 

今、日本でも

子供が3人以上いて

子供が小さい頃から

仕事の面でも活躍されている方が

増えてきているように思います。

 

 

 

わたしたちの時代は

キャリアを積みたかったら

結婚はしても

子供を持つことは諦める

そんな暗黙の風潮がありました。

 

 

 

 

だからこそ

この変化には拍手を送りたいです!

 

我が家の週末の家も
紫陽花が咲き始めました。
我が家の土は酸性が強いので
どうしてもブルーとなります。
 
 
 
 
 
ところで仕事を持つ人の
毎日の子育て現場は
いくつものお手玉を
なんとか落とさないように
回し続ける作業に似ています。
 
 
不器用なわたしは
子供はたった一人
さらにとてもいいベビーシッターがいても
それでもお手玉を落としそうになったり
いや、落としたことも
何度もあったと記憶しています。
 
 
たまたまベビーシッターがお休み
そんな日に限って大切なプレゼンが入る。
 
しかも子供は熱を出しており
放っておくわけにはいかない。
 
プレゼンは延期してもらい
結局それが仇となり
ほしかったディールを
他者に譲ることになったことも。
 
 
 
出来る人ほどどうしても
完璧を目指してしまいます。
 
わたしはできないくせに
完璧を目指してしまい
子育てとキャリア
とても苦しくなったことを覚えています。
 
 
 
でも、完璧でなくていい。
 
 
それでも案外両方とも
それなりにうまくいくことも学びました。
 
 
 
 
image
こんな夜のイベントにお出かけするのも
夫婦で出かける場合
子供を見てくれる人がいないと不可能です。
 
 
 
 

ニューヨークで子育てをして

すごいなと驚き、励みになったのは

当時の日本の常識を

それはもうバッサリと

打ち破ってしまう人が

たくさんいたことです。

 

 

例えば

4人子供がいる家庭が意外にも多く

しかも妻も

フルタイムの仕事を持っている。

 

 

かといって子育てを

完全に放棄しているとか

人任せというわけではない。

 

夫婦円満でしかも

どの子もなかなかいい子に育っている。

 

 

この方↓も同様です。

 

 

 

 

マイキーシェレル。

 

海軍士官学校卒業後

海軍でヘリコプターのパイロット

退軍後はロンドンでビジネススクールや

ロースクールに進み

このあたりで結婚。

 

 

検察官になり

この間次々と4人子供を作り

2018年から下院議員

この11月には州知事選に出馬します。

 

最近公的な場に登場しない

オバマ元大統領が

選挙の応援に駆けつけるそう!

 

州知事になれれば

近い将来初めての女性大統領も夢ではない!

そう考えます。

 

 

 

子供たちは今全員十代です。

 

 

一体どうしたらこんなことが可能なの? 

と疑問ばかりが湧いてきます。

 

 

 

いくら彼女がすごくても

こんなことが可能になるのは

夫、祖父母である双方の両親

さらにはケアギバーなど

周囲の力を総動員させているから。

 

 

これが日本だと

住み込みで人を雇ったり

ベビーシッターの力を借りると

まだまだ後ろ指を刺されると

聞き及びますがいかがでしょう。

 

 

ニューヨークでは子沢山の場合

例え専業主婦でも

それでもベビーシッターや

ナニーの手は借ります。

 

 

12歳までは学校に一人で行かせることも

家に一人で置いておくこともできない

というのも大きいでしょう。

 

 

子育ては親や祖父母だけが

独占でするものではない。

 

 

借りられる手は

他人の手でも借りる。

 

それが当然のこととして

認められています。

 

 

 

子供は他人に懐くかしら。

そんな不安もあるかもしれません。

 

大丈夫。

子供って意外にも柔軟性がある。

他人にも愛情を注ぐことができるんです。

 

 

 

 

これはわたしが周囲を見ていて感じることですが。

 

ニューヨークにも意外に多い専業主婦。

しかも結婚前は弁護士、投資銀行勤務など

バリキャリだった人たちが多く

とても驚きました。

 

子沢山ということもあり

夫も過酷な労働時間をこなしており

妻がキッパリキャリアは捨て

家庭に入ることを決心したのでしょう。

 

 

 

その彼女たち子供たちが大学も卒業し

大人になってしまった今

どうしていると思いますか?

 

 

今でも専業主婦のままの方が

とても多いです。

 

 

やはり長い間

キャリアの穴が空いてしまうと

同じような場所には戻れない

ということなのです。

 

 

ただし、彼女たちは

元々が有能だったため

その能力は生かし

チャリティなどに

多大な尽力をしていたりします。

 

 

早ければ50代、遅くとも60代で

子育ては終わってしまいますもの。

その後をどう生きるか。

 

 

有能な女性ほど

子育てが終わった後の

自分の人生のことも

早いうちから考えておく必要があると思います。

 

 

子育ては完璧である必要はない。

 

 

完璧でなくてもあとで振り返って

「正解」のチョイスは

たくさんあった!

 

 

案外子育てって

そんなゆるい感じで

うまくいくように思います。

 

 

 

 

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