ご無沙汰しております。
みなさま、お変わりなくお元気でいらっしゃいますか?
わたしはおかげさまで、今回は24年ぶりの記念すべきプロバンスの旅を楽しんでおります。
さて。。。
身近なところに天が二物も三物も与えたすごい女性がいます。
どうしたらこんな多くのことが達成できてしまうのか。
何か困難にぶち当たり、二、三度挑戦して上手くいかないと、自分には無理と諦めてしまう凡人のわたしは目が点になるばかり。
でもアメリカにはこういう人が案外いるんです。
しかも何気ない様子で身近に存在する。
ということで、今日はそのお一人であるマイキーシェレルをご紹介し分析してみたいと思います!
今日10日は、ニューヨークのお隣、ニュージャージー州の州知事を選ぶ民主党予備選挙の投票日です。
マイキーもその予備選挙の候補者です。
2017年、彼女が下院議員として立候補した時から、ずっと応援してきました。
これまでブログで何度もご紹介してきましたが、現在のところ彼女はこの予備選の最優勢候補者です。
このまま州知事に当選すれば、近い将来、初の米国女性大統領も夢ではありません。
しかも彼女にはお人柄の良さに加え、稀有なバックグランドにサポートされた力量、経験、能力があります。
今のアメリカに、こんな肩の力の抜けたすごい女性がいる。
まるで、隣の優しいお姉さん的な存在のに、これまでの人生で彼女が何をしてきたかを聞けば、言葉をなくすほどすごいとしか言いようがないことを、みなさんにも知っていただきたいです!
アメリカ海軍のリーダーを育てる海軍士官学校卒業後
10年以上に渡り米軍ヘリコプターパイロットを務める。
その後ヨーロッパで米軍のロシア担当オフィサー
総司令官ととなる。
さらにロンドンスクールオブエコノミクス卒業後
帰国しジョージタウン大学法学部も卒業
ニュージャージー州の検察官となり
2,017年からは下院議員として活躍し
現在に至ります。
という感じですが。。。
さらにすごいとしか言いようがないのは。。。
これで4人のティーンの子供の母あり妻でもあるんです。
多忙なキャリアを築きつついつの間に結婚して
4人も!子供を作っちゃったの、という感じです。
中央の赤い服を着ているのがマイキー。
笑顔にいつもたまらなく癒されます。
彼女のことをよく知るために、まず実のお母様のコメントをご紹介させてください。
お母様曰く、
マイキーは小さい頃から人生に高すぎる目標を掲げ、真面目に取り組む子どもだった。
目標のハードルは高ければ高いほど、道は困難であればあるほど燃えるタイプ。
海軍士官学校に進みたいと思ったのは、海軍のパイロットだったお祖父様に小さい頃からインスパイアされてきたため。
普通なら娘が米軍に進みたいなどと言えば、大半の親は反対するところでしょう。
ところが彼女の両親は反対しないんですね。
ここがすごいと思いました。
その後のキャリアは上記に書いた通りです。
お母さんのコメントでわたしが最も心を打たれ、マイキーのことが本気で好きになったのはここからです。
「わたし(お母さん)が大好きなのはマイキーの家族なの。4人の子供たちはみんな10代で難しい年頃なのに、政治家で難しい立場に立たされることもある母のマイキーをみんな本気で、無条件に支えようとしていて覚悟が違うのよ。
本当にいい子たちなの。もちろん夫のジェイソンもマイキーが国のためにしようとしていることをとても理解しているしね」
数年前のお写真。
毎年クリスマスに送られてくるカードです。
昨年のものはほとんど全員の子供たちが
すでにマイキーより背が高くなっていました。
マイキーがワシントンで激務をこなしている頃
夫のジェイソンはニューヨークまでアムトラックで仕事に通いながら
帰宅すると4人の子供達のお世話を担当しています。
8年間にわたり下院議員として米国民やニュージャージー州の人たちのために尽くしてきたマイキー。
トランプ1期目、トランプ弾劾の言い出しっぺは彼女たち女性議員でした。
ナンシーペロシを巻き込み、弾劾裁判にまで持ち込んだのです。
残念ながら達成はできませんでしたが。
自分の保身を最優先し、行動を起こせなかった腰抜け政治家が多い中、どんな報復措置に合おうとも、正しいことは断固行動に移す彼女たちの勇気が素晴らしいと思いました。
マイキーさんがニュージャージーの州知事に当選し、
唯一トランプに応戦できるクオモがニューヨーク市長になれば、きっと少しずつ確実に変わっていくと信じています。
日本は各地で梅雨入りしたそうですね。
どうぞお身体には十分にお気をつけてお過ごしくださいませ。
バケーション先でヨガマットを購入し毎日の習慣を踏襲しています!