日本に滞在していた1ヶ月間の間に、公私共にウルトラ級の大変なことが矢継ぎ早に起こりました。
ですが、アメリカの激震に関しては、日本にいると🙈🙊🙉が可能です。
アメリカにお住まいの方にしてみれば日本人の受け止め方には深刻さが感じられず大きな温度差を感じられるでしょう。
わたしもニューヨークにいた時は、どんなに耳を塞ぎ、目を瞑っても、オレンジ老人に関する信じられないニュースが次々と入ってきて心を病みそうになりました。(いやマジで)
ところが日本にいると、しばしそのニュースから「お休み」することが可能です。
これでどれほど救われたことか。
ですが、先日夫とアメリカンクラブにランチに行った際、夫が広げたJapan Timesの紙面を見て一気に悪夢の現実に引き戻されました。
ウクライナ抜きで、アメリカとロシアが、ロシアがほしい領地を与えることを前提に停戦を締結しようとしていると知りました。
嫌な思いがフラッシュバックし、思わずくらっとしました。
でも、これはオレンジ老人が大統領になる前からわかっていたことです。
その他今起こっているジョーダンのようなことも全てわかっていたことばかり。
関税についてだって同様です。
ただ、MAGAの人たちは各国の関税を引き上げれば、実はアメリカだってブーメランみたいに首を絞められることが分からなかったんですね。
農家の補助金だってバイデンがしてくれていたものが打ち切りになればどれだけ自分たちが困るか、分からなかったんですね。
それらの詳しい事情に関して、ラスベガスでリタイア生活を送ってらっしゃる素敵マダムのyums-taさんがとてもわかりやすく解説してくださっています。
今、アメリカがいかなる暴走をしているか詳しく知りたい方はぜひ覗いて見てください。
関西弁で綴られており、ともすると深刻になる話題をウィットに富んだ文章で書かれていてしかもとても分かりやすい。
アメリカが関税をあげてなぜ株が暴落するのか。国内製品の物価も上昇するのはなぜか。
世界がBrexitならぬAmexitを考える日
さて、これに対し、先日お目にかかった健さまが膝を叩きたくなる素晴らしいことをおっしゃいました。
これからの日本は、オレンジ老人との交渉は「合気道交渉で」
合気道?
相手の力を利用して制する技を特徴とします。
相手の攻撃を「合気」して受け流し、投げたり抑えたりして技を決めます。
つまり相手と強弱を競うのではなく、心身を鍛えることを目的としています。
目には目を、歯には歯をじゃぁ、とばかり、報復措置で応酬するのではなく、相手の攻撃してくる力をさっとかわし肩透かしをくらわせ、よろけたところで投げ飛ばしたり抑え込む技。
なるほどなるほど。
これを外交的な交渉に置き換えると具体的にどうすれば良いのか。
ここからは練れた海千山千のプロに頼ることになりますが、うまくすればきっと日本はなんとか生き残れるかもしれませんね。
そんな微かな光を感じさせていただけた合気道交渉。
これからの日本に期待したいと思います!